久井大夢が胴回し回転蹴りで戦慄のKO勝ち。「メインで勝っていけるような選手になる」とエース宣言【KNOCK OUT】
KNOCK OUTのBLACKスーパーフェザー級(-60.0kg)とBLACKライト級(-62.5kg)の2階級王者である久井大夢(TEAM TAIMU)が「KNOCK OUT 2024 vol.3」(8月4日、東京・後楽園ホール)で戦慄のKO勝ちを収め、高らかにエース宣言を放った。 久井はこの日、カンボジアの格闘技「クンクメール」との3対3の対抗戦の大将戦でチョット・サレイヴァントン(カンボジア)と対戦した。 1R、サウスポーの久井とオーソドックスのチョット。ともにインロー。チョットは右ハイも久井はガード。久井は右ジャブ、チョットは右インロー。チョットは右インロー、右ミドル。久井は前蹴り、ローに合わせて右ジャブ。前に出る久井にチョットがインロー。久井はワンツー。久井は左インロー。ヒジの動作でけん制のチョット。圧をかける久井が左ストレート。チョットの右インローに左ストレート、右フックを合わせる久井。ラウンド終了直前、チョットが圧をかけ、右ストレートを放ったところに久井が胴回し回転蹴り。これが首筋にクリーンヒットし、チョットはもんどりうってダウン。失神し立ち上がれず、久井が戦慄の、そして前日会見での予告通りのKO勝ちを収めた。
会心の一発に久井は珍しくリング上で笑顔を見せた。 久井は試合後のマイクで「今日は最後まで見てもらってありがとうございます。山口さん、どうですか? これから僕がメインで勝っていけるような選手に僕はなっていきます。次、9月にKNOCK OUTで初めての福岡大会があるんですが、ケガもないので、ぜひ出させてください」とアピール。「以上です。気を付けて帰ってください」とエースとして大会を締めくくった。 この日行われた対抗戦では小森玲哉(ONE`S GOAL)がピッチ・ソムパッツ(カンボジア)に、デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)がエイ・マムリンプートング(カンボジア)にともにKO負けを喫し、カンボジアの2勝1敗。久井が一矢を報いた形となった。
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