見事に「割れた腹筋」が目を引く45歳がコンテストで2位 「露出が多い競技は抵抗があったのでレギンスから」
10月5日(土)、埼玉・久喜総合文化会館で開催された、俳優の金子賢氏がプロデュースし“サマスタ”の愛称で知られる人気ボディコンテスト『サマー・スタイル・アワード埼玉予選』。様々な競技部門がある中でも、トレーニングやコンテストの経験が浅い人でも楽しめて、程よく鍛えられ、引き締まった身体を目指すLEGGINS MODEL部門で、見事2位に輝いた徳田静香(とくだ・しずか/45)さん。 【写真】徳田静香さんの見事に割れた腹筋
「露出が多い競技はやはり抵抗があったので、まずはレギンス部門からチャレンジしました。ヒールを履くことにも慣れていなかったので、スニーカーで気軽に出場できたのも良かったです」 同大会が8月に行った参加費無料の『ボディメイクカップ』への参加がきっかけで、今回本格的なコンテストに初出場したという。 「順位のつかないイベントで、リハーサルもあったのでみんな和気あいあいで楽しかったです。イベントを通して友達もできたので、今回も色々な出会いがあると思い楽しみにしてきました」 ちょうどコロナ禍のタイミングで筋トレを始めた徳田さん。当初はダイエット目的で始めたものの、どっぷりハマり過ぎてしまい、少し行き過ぎたダイエットになってしまったそう。 「ゼロからはじめる女子のボディメイクという書籍を参考に、その通りの生活を送っていました。コロナ禍での外出制限もあり、誰からの誘いもない時期だった上に、ちょうど退職が重なってストレスフリーな時期だったので、筋トレと食事制限が究極の暇つぶしになっていました(笑)」 書籍の内容を忠実に再現し、誰の力も借りることなくマイナス6kgという素晴らしい結果を手にしたが、長期で続けることによりホルモンバランスにも不具合が生じてきたという。 「よく寝て、しっかり食べて、程よく運動する規則的な生活に勝るものはないと感じました。これまでは仕事終わりにお酒を飲むことも楽しみの一つだったのですが、今はもう飲みたいとも思わなくなり、今はすごく調子が良いです」 福祉の仕事の傍、土日や夜間は女性専門のパーソナルトレーナーとしても活動する徳田さん。二足の草鞋を履きこなす彼女が、ゼロから始めた自身のボディメイクの成功と失敗を、どれだけ多くの人に伝えられるかがトレーナーとしての命題なのかもしれない。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
文:林健太 撮影:中原義史