ヤンキースは“MLB最高の一塁手”を獲得か? 一方で「ソトとの再契約に全力で余地は残っていない」Dバックス主砲は「約32億円以上を要求するだろう」と地元メディア指摘
今季のワールドシリーズ(WS)では、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースによる43年ぶりとなる、東西の名門対決が行なわれた。ヤンキースは惜しくもWS制覇は逃したが、15年ぶりのリーグ優勝を成し遂げた。 【画像】J-POPに合わせ侍JAPANを応援!台湾チアの厳選ショットを公開!! そんなヤンキースのファンにとっては、今オフに誰を獲得するのかという点も大きな関心事の1つだろう。ヤンキースの地元放送局『SNY』は、「賛否両論:ヤンキースはクリスチャン・ウォーカーと契約すべきか?」と題し、アリゾナ・ダイヤモンドバックスからFAとなった一塁手の獲得について報じた。 同メディアは、ヤンキースの状況について「アンソニー・リゾのクラブオプションを断ったため、数年ぶりに一塁に空きができた」と記し、続けて「リゾはトレードマークであるゴールドグラブ級の守備とシカゴ・カブスの2016年WS優勝に貢献した攻撃力でヤンキースに安定した存在感を発揮してきた」と一塁手が空席であることを伝えた。 また、ヤ軍がどのような一塁手を望んでいるかということについては、「守備に優れている一塁手を望む傾向が多い。過去30年間のドン・マッティングリー、ティノ・マルティネス、マーク・テシェイラ、リゾがその例だ。また、他のポジションの内野守備に疑問符が付いていることから、ヤンキースの次の一塁手がアンソニー・ボルピー、ジャズ・チザム・ジュニア、そして二塁・三塁を守る選手を救えるかどうかが、より重要になるかもしれない」と分析した。 ダイヤモンドバックスからFAのウォーカーは、今季130試合に出場。打率.251、26本塁打、84打点、2盗塁、OPS.803、失策は2だった。また、22年から3年連続でナ・リーグのゴールデン・グラブ賞を受賞している。 その上で、同メディアは「では、ニューヨーク(ヤンキース)に守備と攻撃の力を与えてくれるのは誰か? ウォーカーが最良の選択肢かもしれない」と記し、「ヤンキースにウォーカーを連れてくれば間違いない」と断言した。 しかし、同メディアは「明らかな短所はお金だ」と明言。「ヤ軍がフアン・ソトとの再契約に全力を尽くしている以上、ウォーカーをヤ軍に連れてくる余地はほとんど残っていないかもしれない」と伝え、さらに「来季34歳の彼は、今季Dバックスの2105万ドル(約32億円)のクオリファイング・オファーを断ったため、おそらくそれ以上の金額を要求するだろう。これは、ソトが復帰した場合、ヤ軍が喜んで支払う金額ではないかもしれない」と予想している。 同メディアは、最後に「彼はメジャーリーグで最高の一塁手の1人であり、彼と契約したら、どの球団でもさらに強くなることだろう。 ウォーカーが健康を維持さえできれば、ヤンキースが一塁手としてまさに必要としているものを与えてくれるはずだ」と期待を寄せている。MLB最高の一塁手、33歳ウォーカーの動向からも目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「感動して泣きそうだった」”びしょ濡れ”台湾チアが激白した侍ジャパン雨中の激闘。現地紙、井端監督も東京ドームでの頂上決戦を願う/現地発【プレミア12】
- 「ソトは明らかに興味を持っている」“ドジャースとの面談”報道に米記者興奮「テオスカーの再契約を願っているが...」「大谷が財政計画を吹き飛ばした」
- 「顔色悪そうで見てられん」強行登板で2失点のモイネロに日本人から同情の声が相次ぐ…「お気の毒すぎる」【プレミア12】
- 「スタイルえげつない…」大谷翔平の妻・真美子夫人、180cmの長身が際立つ“パンツコーデ”をファン絶賛!「女優さんみたい」「カリスマオーラ凄い」
- 「ソトに7億ドルの価値があるのか?」大谷翔平との違いを海外指摘 「素晴らしい才能の持ち主だが、比べものにならない」