「38歳で閉経」更年期症状と向き合う日常を発信する女性「冬でも汗だくで困る」同じ症状に悩む人の共感を呼び
清川さんは、食を通じて「自分と向き合う大切さ」を伝えたいと考えています。 「日本では自己犠牲が美徳という雰囲気がまだあって、自分がボロボロでも家族に尽くすことがいいとされている風潮を感じることがあります。でも、まずは自分があってこそ。自分が元気でいることで他人の幸せのこともより深く考えられます。生活を見直して健康について考えてほしいという思いを届けていきたいです」 PROFILE 清川麻衣子さん 結婚後、妊活を機にフリーランスとなる。出産後、38歳で早発卵巣不全との診断を受け、更年期症状の治療を続けながら今秋、食を総合的にプロデュースするブランド「GOKAN」を立ち上げた。1児のママとして家事や育児との両立を図りながら五感で楽しめる食の提案をしている。
取材・文/内橋明日香 写真提供/清川麻衣子
内橋明日香