ワコールが提供する「SCANBE」に、新サービス「わたしを知る骨格診断」が誕生
「SCANBE」には、キッズやジュニア、マタニティ(妊娠中・産後1年以内)モードも用意されている。計測時にモードを切り替えることで、データの表示方法や提案するアイテムが変更されるそうだ。 「たとえば、通常の計測モードでは計測結果をレシートに印刷するか、ご自身のスマートフォンにてワコール公式アプリにデータを連携するかを選べます。しかし、お子様の中にはスマートフォンをお持ちでない方も多いので、レシートに結果を印刷して出せるようになっています。 また、計測されたデータを基にご提案しているアイテムも、キッズ・ジュニアの場合はその年代の方向けの商品をご提案する仕組みになっています」 子どもの計測時には、基本的に母親と一緒に来店することが多いことから、一部の店舗では計測ルームの大きさにも工夫をしたそうだ。 「店舗によって違いはありますが、なかにはベビーカーも一緒に入れるほど大きめのお部屋になっているところもあります。 ホームページ上にもベビーカーで入室できるかどうかを記載しているので、気になる方はそちらでご確認いただけます」
からだのパーツ別に骨格タイプの特徴を確認できる
「SCANBE」へのリブランドを経て新しく提供を始めたのが、「わたしを知る骨格診断」である。これは、ワコール、株式会社アイシービー、TOPPAN株式会社の3社で共同開発されたサービスだ。 同サービスでは、従来の3D計測の結果に加えて、ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプからなる骨格診断の結果が分かる。 さらに、パーツごとの特徴を示した「からだ分析」や、骨格タイプに応じた「ファッションアドバイス」なども確認できる。 「『わたしを知る骨格診断』は、以前からあがっていたお客様のお声に応えるために開発をスタートいたしました。 これまで体験されたお客様からは、“自分の3D映像を見るとストレートタイプなのがよく分かる”など、3D計測の結果を基に骨格タイプに関するコメントをいただくことが多くて。 そこから“3D計測体験と骨格診断はとても親和性の高いもので、新しい価値を生み出せるのかもしれない”と開発チームの中で話すようになりました。 また、ここ数年は“骨格診断”というコンテンツに対して、市場が大きな盛り上がりを見せています。そういった背景も踏まえて、弊社でも本格的にサービス化に向けて開発が始まりました」 最近は、設問に答えて自身の骨格タイプを判定するような、セルフチェックの骨格診断もたくさんある。いつでもどこでも手軽に診断できる一方で、“手首の形”、“鎖骨の見え方”など、正確に回答しづらい設問もあり、診断結果が正しいのかどうか分からなくなる人も多い。 「私自身も感じましたが、お客様からも“セルフチェックで診断するものは、よく分からないまま終わってしまう”というお声が多数ありました。 『わたしを知る骨格診断』では、そういったお客様にサービスの価値を実感いただいているのではないかと思っています」