冬の公務員の「ボーナス平均額」っていくら?2024年夏はいくらもらっていた?
公務員は安定した仕事というイメージを持つ方も多いでしょう。休みもしっかりとれて、給料も安定しているという印象を持っている方もいるかもしれません。 ▼「公務員は安定している」って本当? 定年退職の割合や退職金の平均額を教えて! 公務員を目指そうか考えている場合、気になることの中に、公務員のボーナス額も含まれるのではないでしょうか。 今回の記事では、国家公務員を例に挙げて、冬のボーナス平均額と2024年の夏のボーナスがいくらだったのかについて解説します。
国家公務員の2024年夏のボーナス平均額
まずは、2024年の夏のボーナスがいくらだったのかについて解説します。 内閣官房内閣人事局によると、一般職国家公務員における2024年6月期の期末・勤勉手当(夏のボーナス)の平均支給額は約65万9400円です。平均支給額は、支給月数×平均給与額によって計算され、2024年6月期の期末・勤勉手当においては、支給月数が2.21ヶ月で、平均給与額は約29万8400円でした。 2023年の夏は約63万7300円だったのに対し、2024年は約2万2100円増加しています。
国家公務員の2024年冬のボーナス平均額
次に、冬の国家公務員のボーナス額について、平均がどれくらいなのかみてみましょう。 同じく内閣官房内閣人事局によると、一般職国家公務員における2024年12月期の期末・勤勉手当(冬のボーナス)の平均支給額は約65万2800円です。支給月数は2.210ヶ月で、平均給与額は約29万5400円でした。2023年の冬は約67万4300円だったのに対し、2024年は約2万1500円の減少となっています。 ただし、12月9日に国会に提出された一般職職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案が成立し、公布・施行された場合には、後日追加分が支給され、12月期のボーナスの平均支給額は約72万2000円になるとのことです。
民間企業との差はどのくらい?
国家公務員のボーナスは民間企業のボーナスとどのくらい差があるのかを比べてみます。 民間企業のボーナスについては、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」より、「令和6年夏季賞与の結果」と「令和5年年末賞与の結果」を参考にします(支給事業所における労働者1人平均賞与額)。