冬の公務員の「ボーナス平均額」っていくら?2024年夏はいくらもらっていた?
※筆者作成 表1から、民間企業よりも国家公務員の方が支給額が大きいことが分かります。民間企業は業種や職種などにもよりますが、業績や売り上げによってボーナスの支給額が安定していない場合も珍しくありません。 それに比べると、公務員は支給金額が左右されることはほとんどないため、安定しているといえるでしょう。
公務員になるには?
安定性を重視して公務員を目指す方も多いのではないでしょうか。以下では、どのような過程で公務員になれるのかを解説します。 ■国家公務員の場合 国家公務員になるためには、試験に合格した後に官庁訪問をし、内定後に採用という流れになります。 試験には基本的に第1次試験と第2次試験があり、それぞれ試験内容が異なることに留意しましょう。なお、官庁訪問の際にも面接があります。 ■地方公務員の場合 地方公務員は、地方公務員試験を受験し、合格を経て採用されるのが一般的です。試験は基本的に、第1次試験(筆記)と第2次試験(面接やグループワーク)に分かれています。 年齢上限などの受験資格はそれぞれの自治体によって異なるため、地方公務員を目指す場合は、自分の希望する自治体の内容をよく確認しましょう。
公務員は給与面も安定していると考えられる
今回参照したデータによれば、国家公務員の平均的なボーナス支給額は民間企業よりも高い結果となっていました。民間企業は業種や職種などにもよりますが、ボーナスの支給額が安定していない場合も珍しくなく、それと比べると、公務員は給与面が安定しているといえるでしょう。 ただし、公務員になるためには試験や面接があり、誰もが簡単になれるわけではありません。公務員を目指す方は、しっかりと対策をして試験に臨みましょう。 出典 内閣官房内閣人事局 報道資料 令和6年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給(1ページ) 内閣官房内閣人事局 報道資料 令和6年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給(1ページ) 厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果速報等 統計表 <<特別集計>>令和6年夏季賞与(一人平均) 厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等 統計表 <<特別集計>>令和5年年末賞与(一人平均) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部