横浜DeNAは”ハマの番長”三浦新監督で勝てるのか?
横浜DeNAの三浦大輔氏(46)の監督就任が17日、横浜のロイヤルパークホテルで発表され、就任会見が行われた。三浦新監督は現役時代の背番号「18」を2軍監督時代もつけていたが「81」に変更した。契約は2年。今季は開幕前には優勝候補にも挙げられ、佐野と梶谷が首位打者を争い、チーム打率、チーム本塁打数はトップだったが、それが効率よく得点につながったとは言えず、今永、平良らの主力の先発陣が故障リタイヤ、序盤は守護神の山崎が不調に陥るなど投打のバランスが崩れ4位に転落した。退任したラミレス監督の不可解な采配で落としたゲームも少なくなかった。三浦新監督は、スローガンを「結束」とし「選手が持てる力を最大限に発揮させたい」という言葉を繰り返した。三浦新監督は、横浜DeNAが持つチームポテンシャルを引き出し、優勝に足りなかった“ピース”を、その手腕で埋め、悲願の優勝を手にすることができるのか。 【会見全編動画】横浜DeNA “ハマの番長”三浦大輔監督が就任会見 優勝へのスローガンは「結束」
「目指すのは優勝だけ」
変わらぬリーゼント姿。“ハマの番長”が監督として帰ってきた。ファン待望の生え抜き監督の誕生は、2003、2004年と指揮を執った山下大輔氏以来、16年ぶりとなる。 横浜のロイヤルパークホテルの70階にある見晴らしのいいバンケットルームで会見に臨んだ三浦新監督は、「喜びと共に責任の重さを受け止めしっかりと前を向いてやっていきたい」と所信表明。4年前に行われた引退会見も、この場所だった。 「目指すのは優勝だけ。そのために選手の持っている力をどうすれば、最大限に発揮できるのかをコーチと一緒に見極めて、その試合、その試合を戦うことを考えている」 目標は優勝。そして「やりたい野球は結束」とスローガンを明らかにし「選手だけでなく、コーチ、スタッフもひとつのチームとして結束を深めたい」と続けた。 契約年数を「2年」と明かした三原球団代表は「ファンの皆さんが一番望んでいる方だと思う。何年以内(に優勝)ということもあるが個人的には1年でも長く監督をつとめてもらいたい」と説明した。 果たして三浦新監督で勝てるのか。