日本代表、シリア代表戦予想スタメン全選手紹介。久保建英や冨安健洋の出場はあるか。気になる左WGの人選は?
日本代表は21日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選でシリア代表と対戦する。敵地での一戦に日本代表はどのようなメンバーで挑むのか。シリア代表戦のスタメンを予想して紹介する。(情報は11月20日時点) 【画像】日本代表、シリア代表戦の予想フォーメーションはこちら
GK:大迫敬介(おおさこ・けいすけ) 生年月日:1999年7月28日 所属クラブ:サンフレッチェ広島 2023リーグ戦成績:32試合28失点11クリーンシート 日本代表通算成績:7試合6失点4クリーンシート 親善試合であれば鈴木彩艶や前川黛也にチャンスが巡ってくるはずだが、今回のシリア代表戦は何より勝利が求められる公式戦。そのため、現状森保一監督のチームでファーストチョイスとなっている大迫敬介がミャンマー代表戦に引き続きゴールマウスを守ると予想した。 大迫は今年の全シリーズで日本代表メンバーに名を連ねている。ほぼベストな布陣で臨んだ9月のドイツ代表戦で先発起用されていることからも、森保監督に高く評価されていることは明らかだ。しかし、まだ絶対的なレギュラーとは言えず、今後もピッチでアピールを続ける必要はあるだろう。 16日に行われたミャンマー代表戦ではなんの問題もなくクリーンシートで試合を終えた。今回の相手であるシリア代表はそのミャンマー代表よりもレベルが上がるが、大迫に求められるタスクが無失点であることに変わりはない。2次予選の連勝スタートに貢献できるか。
CB:谷口彰悟(たにぐち・しょうご) 生年月日:1991年7月15日 所属クラブ:アル・ラーヤン(カタール) 23/24リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:23試合1得点1アシスト 今回のメンバーで最年長となる谷口彰悟は16日のミャンマー代表戦で先発するも、前半のみで渡辺剛と交代していた。これは迎えるシリア代表戦に向けての温存ととらえることができるはずで、再びセンターバックの一角としてスタメンに名を連ねることになるだろう。 冨安健洋や板倉滉ほどの圧倒的なディフェンス力は持たないが、安定感という意味では申し分ない。とくに危機察知能力の高さを活かしたカバーリングと、DFらしからぬ足元の技術力を武器にしたビルドアップの貢献度は非常に高い。シリア代表戦でも抜群の安定感を示してくれるだろう。 また、今回の舞台はサウジアラビアとなるが、普段カタールのアル・ラーヤンでプレーする谷口は気候など、中東の環境には慣れている。これはヨーロッパ組、Jリーグ組にはない大きな武器であり、そういった意味でもシリア代表戦で非常に頼りになる存在だ。