佐々木朗希の移籍先に意外な“本命”が浮上 米記者「可能性高い」ドジャースに劣らぬ人的つながり
NYポスト紙のヘイマン記者、ドジャースに並ぶ本命にパドレス
プロ野球のロッテから、ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指している佐々木朗希投手の移籍先としてパドレスが浮上しているようだ。米国の敏腕記者が「可能性が高い」と口にする理由とは――。 【画像】「23歳のスターが袖を通す?」 佐々木朗希がメジャー球団のユニを着たコラ画像 佐々木は現所属のロッテが、11月9日にポスティング移籍に向けた手続きを開始すると発表した。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/Rウォークオフ」が公式Xで公開した動画で「パドレスはササキ獲得の可能性が高い。多くの人がドジャースを本命と見ていたことは知っている」と、ドジャース圧倒的有利とみられてきたこれまでの報道とは違った見方を示した。 カギを握るのは、佐々木が2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表でともにプレーしたダルビッシュ有投手だという。ヘイマン記者は「ササキがユウ・ダルビッシュをとても尊敬しているという話を耳にした。それがパドレスにササキ獲得の希望を与えている」としている。 獲得レースは、ロッテが正式にポスティング手続きを行ってから本格化する。佐々木は現在プロ5年目の23歳。大リーグには25歳未満、あるいはプロ経歴6年未満の海外選手はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」があり、佐々木もこれに該当するため移籍先の決定は契約条件の多寡が決め手にはならないとみられる。 ヘイマン記者は「だがそれでもこれらの2チームが本命だろう。誰もが102マイル(約164キロ)を投げる23歳のスーパースターを欲しがっている。本命は彼らだ。パドレスには思っていたよりチャンスがあると言っておく」と、ドジャースとパドレスのどちらかに移籍すると予測している。
THE ANSWER編集部