スバル新型クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)が発表! 最上級グレードとして383万円~
今回発表された新型クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)は、従来のクロストレックのラインナップに最上級モデルとして追加される。スバル初のストロングハイブリッドを搭載し、走行性能と環境性能を高い次元で両立。スバル独自のシンメトリカルAWDの基本レイアウトを継承し、前後輪をプロペラシャフトでつなげる機械式AWDを踏襲することで、様々な路面で優れた走行安定性を発揮する。安全性能では、衝突時のリヤフレームの潰れ方をコントロールすることで、ストロングハイブリッド搭載により大型化されたバッテリーパックに対する衝突安全性が確保されている。 加えて、高度運転支援システムである“アイサイトX(エックス)”が搭載される。 シリーズ・パラレル方式のストロングハイブリッド パワートレインには、新開発されたストロングハイブリッド専用の2.5L水平対向エンジンを搭載。ゆとりのある動力性能と高い熱効率による燃費性能が実現されている。また、高電圧バッテリーから供給される電力のコントロールをパワーコントロールユニットへ統合し、車両の電費性能の向上に貢献する。 駆動系では、ストロングハイブリッド専用のトランスアクスルが新開発され、駆動用と発電用の2つの高出力モーター、フロントデファレンシャルギア、電子制御カップリングをワンパッケージになっている。最高出力88kWを発生する駆動用モーターにより、幅広い走行シーンでモーターがメイン駆動として稼働される。 また、高密度、軽量、長寿命なリチウムイオン高電圧バッテリーも新開発。マイルドハイブリッド搭載モデルと同様、荷室フロア下に格納されている。ストロングハイブリッドではパワーコントロールユニットを、荷室フロア下からエンジン上部に配置変更。燃料タンク周辺を省スペース化することで、燃料タンク容量を63Lに拡大。 大容量燃料タンクとストロングハイブリッドの高い燃費性能を合わせて、マイルドハイブリッドと比べてワンタンクでの航続距離が大幅に拡張されている。また、ストロングハイブリッドシステムにより大型化したバッテリーパックを搭載しながらも、280Lの荷室容量で、十分な積載性が確保されている。 高度運転支援システムアイサイトXを搭載 運転支援機能にはアイサイトX(エックス)を装備し、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストといった、ドライバーの運転負荷を軽減する機能に加え、ドライバー異常時対応システムが装備されている。また、アイサイトX搭載車には、12.3インチフル液晶メーターを採用。高度運転支援システムなどの情報をわかりやすく表示する。コネクテッドサービス“SUBARU STARLINK”には、リモートエアコンやマイカー検索機能が追加され、利便性が向上されている。 インテリアはブラックと明るいグレーのコントラストが際立つ内装に、ブレイズガンメタリックのアクセントが加えられ、洗練したスポーティさが表現されている。シート素材は本革が採用され、ファブリックシート同様の明るいグレー基調とすることで、洗練したスポーティさを表現するとともに、本革素材が上質感をさらに高めている。
MotorFan編集部