大谷が1安打1盗塁で「54-59」トリプルスリーも達成 チームは今季両リーグ最高勝率でレギュラーシーズン終える
◇MLBドジャース2-1ロッキーズ(日本時間30日、クアーズ・フィールド) ドジャースはレギュラーシーズン最終戦となったロッキーズ戦に逆転勝利。1番指名打者で出場した大谷翔平選手は、1安打1盗塁で本塁打と盗塁は「54-59」でフィニッシュ。歴史的なレギュラーシーズンを終えました。 【画像】ドジャースの地区優勝を家族で祝う大谷選手 大谷選手は右腕ライアン・フェルトナー投手の前に第3打席まで無安打。それでも1点を追う8回は、7番のクリス・テーラー選手がソロホームランを放ち同点へ。さらに1アウトから9番のオースティン・バーンズ選手がヒットで出塁すると、大谷選手は3番手の右腕ビクトル・ボドニク投手からライト前へヒット。これで12試合連続安打を記録します。 さらに直後のジェームズ・アウトマン選手の打席で、ダブルスチールを成功。今季59個目の盗塁を決めると、相手のボークでチームは勝ち越し。この1点を守り切り逆転勝利を飾りました。 大谷選手は、今季159試合に出場し、打率.310、197安打、54本塁打、130打点、134得点、59盗塁など、キャリアハイを次々に更新。打率はパドレスのルイス・アラエス選手に及ばず2位で三冠王とはなりませんでしたが、本塁打と打点の二冠が確実なものとなりました。 また本塁打と盗塁は、史上初の「50-50」の大台に乗せると、「54-59」まで更新。9月中旬までは打率.287でしたが、シーズン終盤の固め打ちで月間打率.393をマーク。 これにより3割30本30盗塁の“トリプルスリー”も達成。ア・リーグではロイヤルズの24歳ボビー・ウィットJr.選手が、打率.332、32本塁打、31盗塁を記録。今季メジャーでは大谷選手とウィットJr.選手の2人が達成しました。 またチームは98勝64敗でフィニッシュ。メジャー30球団で今季の最高勝率.605を記録し、ポストシーズンに弾みをつけています。