大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文6)休校は専門家の意見踏まえ判断したい
専門家の意見を踏まえて判断したい
ただ、やっぱりこの国の専門家の意見、府の専門家の意見を踏まえた上で判断したいと思いますし、そもそも学校の休校っていうのがどこまで効果があるのかっていうところについてもちょっとよく考えないといけないなとは思います。感染者も2%になってる状況で、じゃあ休校になるからずっと家にいるかっていうと、繁華街に出たりする中高生も多いわけですから。どっちが本当に感染拡大防止になるのかなっていうのを考えたときに、休校するっていうのは分かりやすいんですけど、真実、どうなのかなっていうのは僕の中でずっと考えてる、毎晩寝る前にぐーっと考えてるんですけど、なかなか答えは出ない。 あとはやっぱり府民全体で感染を抑えていこうっていう理解も必要だし。経済活動という意味では、学校を止めるっていうのは、僕は、やっぱり経済を止めるより学校を止めるほうが、学ぶ機会はちょっと【ずれちゃいます 01:52:21】けど、社会としてはやっぱり許容されるのかなというふうに思うので。あとはもう小学校の低学年のお父さん、お母さんがまた大変なことになるっちゅうのもあるし。ちょっと学校が難しい、本当難しいですよね。新型インフルとかだったらもう絶対止めるんですけど。ほとんど感染しないですからね。 そこは、だからちょっと国の専門家の意見と府の専門家の意見を聞いて判断をしますが、大阪においては感染拡大傾向にあるのは間違いないので、ちょっとそこも含めて考えたいと思います。東京都は、確かな情報か分かりませんけど、都立高校は延長というのを決めたとの報道を側聞してますし、それに基づいて区立の小中、それもどうも止めるみたいなのをちょっと情報では聞いてますから。そこも含めた上で、府民の皆さんの理解というのを考えた上でやったときに、しかも府では感染が、東京ほどではないとはいえ増えてきてる状況と考えたときに非常に難しい判断だなと思っています。