アイケイグループのプライムダイレクト、オーガニック商品販売のフローラ・ハウスからEC事業を譲受
アイケイグループのプライムダイレクトは、オーガニック商品の販売などを手がけるフローラ・ハウスからEC事業を譲受する。親会社であるIKホールディングスが10月7日に発表した。事業譲受の予定日は10月11日。
フローラ・ハウスは1991年3月の設立。東京・代々木に本社を置き輸入卸やEC事業を手がける。自社ECサイト「よい日々ショップ」、「楽天市場」に「フローラハウス 楽手市場店」のほか、Amazon出品などを展開している。オーガニックオイルなどを手がけるカナダのメーカー「フローラ」、スイスのサプリメントメーカー「Dr.Dunner(ドクター・ダナー)」などの商品を取り扱う。 IKグループでは中期経営計画「IK Way to 2027」において、 1. 韓国コスメのブーストアップ 2. セールスマーケティング事業の基盤強化 3. EC事業のスケールアップと海外事業への再チャレンジ の3つを重点施策として位置付けている。フローラ・ハウスのEC事業がアイケイグループの他販路とのシナジー効果も見込めると判断し、事業を譲受する。フローラ・ハウスが持つ長年にわたるEC運営ノウハウや商品力を生かし、アイケイグループのEC事業強化を図り収益力向上をめざすとしている。 なお事業譲受の実行は「事業譲渡契約書に定められたクロージングの条件の充足を条件」としている。また事業譲受によるIKホールディングスの連結業績に与える影響については、現時点で軽微であるとした。