アラフォーになってにおいも老けてきた!体のさまざまな部位のにおいについて専門家が対策を解説
くさいと思って振り返ったら誰もいなかった。まさか俺の加齢臭?(41歳)
A 加齢臭だったとしても食事で抑えられます! 新鮮な野菜や果物、緑茶は活性酸素の発生を抑える栄養素や酵素がたっぷりなので積極的に取って。乳酸菌が豊富な食品で腸内環境を整えるのも有効です。肉類は加齢臭の元となる皮脂が増えるので控えめに。
服やタオルが洗濯の後でもくさいと言われる……(42歳)
A 皮脂が落ちず雑菌が繁殖していると予想。漂白剤でケアしましょう。 洗面器にお湯(服は40℃、タオルは60℃が目安)と酸素系漂白剤を入れてつけ置き洗いすると皮脂汚れが落ちやすく。洗濯後干す前にアイロンをかけ熱を加えても。においの原因菌の繁殖を抑えられます。
お酒を飲んだ翌朝に、家じゅうがくさいと家族からクレームを受けた(46歳)
A アルコール分解過程で発生するアセトアルデヒドが原因。ビタミンB、C、亜鉛を取るのがおすすめ。 年とともにアルコールの代謝スピードが落ち、アセトアルデヒドが体内に長く留まってにおいの原因に。そこで代謝を促す栄養素を意識的に取って対策を。亜鉛はあさりやしじみのみそ汁で手軽にとれます。
妻曰く、加齢臭とは違うにおいがあるらしい。獣臭みたいな?(37歳)
A ミドル脂臭「ジアセチル」が原因かも。スカルプシャンプーなどを使ってみて。 ミドル脂臭が特に発生しやすいのは後頭部なので、頭皮の皮脂汚れをすっきり落とすスカルプシャンプーでケアしましょう。洗髪後は髪をぬれたままにせず頭皮までしっかり乾かすと、におい予防に効果的ですよ。 <教えてくれた人> 健康管理士 望月みどりさん 体のにおいに関する記事を数多く執筆。体臭や加齢臭に関するコメンテーターとしてテレビや雑誌などで活躍中。 参照:『サンキュ!』2024年12月号「女と男の見た目と体の悩み、解決スペシャル」より。掲載している情報は2024年10月現在のものです。 編集/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部