順大は7秒に泣く11位「粘りに粘ってくれた」10年ぶりに2年連続シード逃すも見せ場/箱根駅伝
◇第101回箱根駅伝(東京・大手町~神奈川・箱根町往復/10区間217.1km) 箱根駅伝が行われ2日間にわたって行われ、青学大が2年連続の総合優勝を果たした。予選会を1秒差のぎりぎりの10位で通過した順大は、総合11位。10位の帝京大とは7秒差に泣いた。2年連続でシード権を逃したのは90、91回大会以来、10年ぶりとなった。 箱根駅伝の総合成績&順位変動グラフをチェック! 往路は13位。2区の玉目陸、5区の川原琉人と重要区間に1年生を起用。玉目について長門俊介監督は「超ハイレベルな中で臆さず走ってくれた」と評した。 復路は全員が区間ひとケタ。7区では吉岡大翔(2年)が復活を告げる1時間2分21秒の区間2位に入るなどし、東京国際大、東洋大、帝京大らとの壮絶なシード権争いを繰り広げた。 長門監督は「粘りに粘って頑張ってくれましたが、本当に悔しい。予選会で1秒差でつなぎ、今後は数秒差でシードを逃した。この悔しさ、1秒1秒の重みを感じて成長につなげてほしい」と唇を噛んだ。 苦しむ名門だが、確かな光は射した。あとは浮上のきっかけをつかむだけだ。
月陸編集部