「最も偉大な選手」大谷翔平、伝説の日! 3本塁打10打点2盗塁での“51-51”到達に米衝撃「オオタニは正真正銘の天才だ」
まさに伝説に残る日となった。 現地時間9月19日、ドジャースの大谷翔平が敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。6打数6安打3本塁打2盗塁10打点と衝撃的な活躍を披露し、史上初となる「シーズン51本塁打・51盗塁」を達成した。 【動画】ついにやった50号!大谷翔平がMLB史上初の「50‐50」達成 敵地にもかかわらず、球場全体がどよめいた。 第1打席から始まった。初回の第1打席で右越えの二塁打で出塁した大谷は、すかさず三盗を成功。今季50盗塁を達成し、日本選手では2001年にイチローが56盗塁を記録して以来となる大台に到達。さらに2回の第2打席は二死一、二塁から右翼への適時打で出塁。直後に二盗を決めて今季51個目の盗塁を記録した。 足で魅せた大谷は、パワーでも見せ場を生む。6回一死二塁の第4打席で、右翼席へ2001年にショーン・グリーン氏が記録した球団年間トップタイとなる49号2ランを放ち、50号に大手をかけると、7回二死三塁の第5打席に左翼席へ50号2ランをマーク。わずか1日で「50-50」をやってのけた。 最終9回表の第6打席にも、2死一、二塁の局面でふたたび右翼席に特大の一発を放った大谷。4-20で敗れたマーリンズ投手陣が“投壊”していたとはいえ、あまりの活躍ぶりだ。そんな歴史的な快挙は現地でも小さくない話題となっており、米スポーツ専門局『FOX Sports』のベン・バーランダー氏は自身のXで「僕らが見た最も偉大な選手による、最も攻撃的な試合の一つだ」と絶賛。 さらに米メディア『NESN』などで執筆するジャレッド・カラビス記者もXで「ショウヘイ・オオタニは正真正銘の天才だ。いつか僕らは年老いて、若い人々にショウヘイの話をするとしよう。きっと僕らはボケたかと思われるだろう」と称賛。ユニークな言い回しで、大谷の凄みを表現した。 文字通り歴史を変えた大谷。キャリア初となるポストシーズン進出も決めたこの日の彼に対する反響はしばらく止みそうにない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]