中学生息子に「曲げわっぱのお弁当」を2年作り続けた結果…【ポッドキャスト収録裏話】
【写真】肉巻きアイデアはたびたびインスタからの情報も。ほほーっと感心したのが、ちくわの肉巻き。ちくわを縦半分にカットして重ね合わせて肉巻き。空洞ができずに肉を巻けるなんて・・・と感動しました。ソーセージは安定感抜群のおかずですが、切込みをたくさん入れるといつもと違って美味しそうに見える!なんて気づきも。
今、愛用している曲げわっぱ弁当箱は…
この2年で使った曲げわっぱ弁当箱は今で3個目。続くかどうかわからないし・・とあまり選ばずに購入した最初の2つの曲げわっぱは、私の手入れも良くなかったためか、かなり使用感が出てしまい、とうとう蓋も外れてきたので卒業。3個目をどうしようか・・と悩みました。今は週3で作る弁当、ときどきは私も会社に持っていくし(ふたりで使うし!)「納得できるものを」と選んだのがトップ写真にも使用した「大舘工芸社」の秋田杉の曲げわっぱ弁当箱です。購入の決め手は長く使えそうな上質感とサイズ感。小判弁当の中サイズ、640ml。こちら、高さが約6cmあり、ごはんがたっぷり入ります(私の場合、大体1合分を入れています)。息子もこの春から中3だし、もしかしたら足りなくなるかも?と思うものの今のところ少ないとは言われておらず(逆に量が多くて昼休みに遊ぶ時間が足りない!と文句を…)足りなくなったら別でおにぎりでも持たせるか・・と考えています。
4月号のお弁当特集で披露しました。
そんな私のつたない日々の弁当も記録上は280個を越えました。あと残り4年です。高校を卒業したらもう作ることもないんでしょう。発売中のお弁当特集では石田ひかりさんや、吉田戦車さんのお弁当ストーリーを特集し、その思いに私も読んでいて共感することばかりでした。石田さんは二人の娘さんのお弁当を幼稚園時代から高校卒業まで16年間続けられました。もう、本当に意地でしかない……わかるわかる、私もそうです!!なんて思いながら。そして、大変僭越ながら最後の1Pで「編集長きっこの弁当日記」を披露しています。自分で作っていないお惣菜も多々、見よう見まねの弁当ライフですが、「喜多さんのページ用意しましたよ!」と担当者から声をかけられたのは、日々のことが形になったようで純粋にうれしかったです。少しでも、これからお弁当が始まる読者の方の参考になればうれしいです。担当者マロミとの音声収録もぜひお楽しみくださいね! ──── 喜多佳子 Yoshiko Kita LEE統括編集長 LEE統括編集長。入社以来LEE歴OVER20年! リビング班で主に料理や暮らし、読み物などのライフページを担当、21年に本誌編集長に。日課は中学生の息子弁当記録。休日は映画好き友人たちと映画&ランチするのが楽しみ。