女子ゴルフ・竹田麗央、「こんなに優勝できるとは」叔母・平瀬真由美を「いつか超えたいと」年間最優秀など5つの賞【年間アワード】
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式(アワード)が17日、東京都内のホテルで開かれた。 主役はやはり、年間8勝し、ポイントランク1位で年間最優秀選手賞になった竹田麗央(21)=ヤマエグループ・ホールディングス。ほかに史上最高額となる賞金2億6573万16円を獲得して賞金ランク1位、JLPGA栄誉賞、特別賞も。 さらに、TOTOジャパンクラシックで6ホールに及ぶプレーオフを制して優勝した際の「本当に長くなってすみません」というコメントが、担当記者投票によるメディア賞・ベストコメント部門にも選出。合わせて5つの賞を獲得した。 和服姿で登壇した竹田は、トロフィーを5つ受け取り、「こんなに優勝できるとは思っていなかった。叔母(賞金王2度の平瀬真由美)の活躍を、いつか超えたいと思っていた」と、感慨深そう。昨季は表彰されることがなく、アワードに参加できない存在だっただけに、この1年の急成長に、本人もびっくりだ。 式の最後で、今季限りで一線を退く上田桃子に、花束を手渡した。同じ熊本出身であり、女王の先輩でもある。「保育園のころから毎年、熊本での試合で上田さんを見ていた。多くのギャラリーを引きつれていて、かっこよかった。今度は自分がそういう立場になりたい」。日米両ツアーを兼ねるTOTOでの優勝で、米ツアーの出場権を得た。来季は上田の後を追って、海外で闘う。
中日スポーツ