時代を超えて調和する芸術の供宴 東福寺でアーティスト15組が集結する「アドバイザリーボード展」
歴史と伝統が染みる空間で見る現代アートは、なぜか時間の隔たりを感じさせない落ち着きがある。創建750年の臨済宗大本山、東福寺を舞台に、国際的に活躍するアーティスト15組が集結、2025年2月28日~3月6日まで「アドバイザリーボード展」が開催される。アーティスト主導のアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025」(主催:京都府、京都新聞、ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会)のディレクターと、若手アーティストを推せんするアドバイザリーボードによる展覧会だ。 東福寺は、鎌倉時代に摂政・九條道家によって創建された京都五山の一つ。壮麗な建造物群とならび、近代日本庭園の名匠・重森三玲が手がけた「八相の庭」現「国指定名勝東福寺本坊庭園(方丈)」でも知られている。今回の展示は、この庭園に囲まれた方丈という東福寺の象徴的な空間を舞台に、アーティストたちの代表作や新作が披露される。 開催時間は9時~16時(最終入場15時30分)。入場料は一般・大学・高校500円、小・中学生300円。未就学児無料、障がい者手帳等を提示した人と付き添い1人までは無料。