【福岡ボート・一般】またしても低調機シリーズ
<11日・福岡ボート・前検日> 【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】 今節は前節と打って変わってまたしても低調機シリーズ。現エンジンになって今節が25節目で、このうち低調機シリーズは10節。新エンジンの初下ろしから5節目までは良機・低調機シリーズの区分けはないので、実質的には20節中10節、つまり開催の半分が低調機シリーズということでさすがに多すぎる印象。いいエンジンを追いかけて買うファンが多数いることを踏まえても、売り上げ的には不利な材料と思われます。
良機のほとんどがお蔵入りしているとあってエンジン的な妙味は薄いシリーズですが、こうなると数少ない好素性機の威力は絶大。わずかに2基しかないAランクを手にした沖島広和と鈴木孝明のアドバンテージはかなりのものになります。 加えて注目はBランク群。「低調機シリーズはBランクでも王様」の格言があるように、Aランク以上がほとんどいないことで相対的にBランクの評価は高め。主力で唯一、Bランクのエンジンを手にした齊藤仁がシリーズリーダーの有力候補なのは言うまでもありません。