学校では教われない「wish」と「hope」の違い、間違えると恐ろしい事態「知らなかった」「ファイトの本当の意味は…」
英会話の思わぬ落とし穴がSNS上で大きな注目を集めている。 「"wish" と "hope" を間違えると、恐ろしいことになるから本当に気をつけて😭 【写真】wish と hope を間違えると… "I wish you passed the exam." だと「君の合格を願ってるよ(まあ無理だろうけど)」って、とんでもない嫌味になっちゃう... "I hope you pass the exam." だとちゃんと応援してる表現。試験がある友達には hope 使ってこう!」 と紹介したのは英会話スクール「Aitem」講師のタイラーさん(@English__Tyler)。 クリスマスの常套句「wish you a Merry Christmas」の場合は問題ないが、うかつに使うと嫌みになってしまうwish。学校の授業だけでは教われない恐ろしい微妙なニュアンスだ。 タイラーさんにお話を聞いた。 --ご投稿に大きな反響がありましたね。 タイラー:こんなにたくさんの方に見ていただけて、素直にびっくりしました! 「"Wish you a Merry Christmas" はどうなの?」という疑問も多く、身近な例を連想して英語に触れるキッカケになれば嬉しいです。 「中学単語や文法の使い方を知れば、英語は話せる」 「間違えることは何も悪くない。むしろ良いこと」 「まず話してみる勇気を持つ大切さ」 この3つを伝えたいという思いで、日々投稿しています。 僕自身、日本語を学ぶ上ですごく苦労したので、英語を話せるようになりたい人の勇気になりたい。そんな思いが詰まったアカウントを知ってもらえるキッカケになったと思うので、ありがたい限りです! --他にも気をつけた方がいい言い回しはありますか? タイラー:たとえば…I like dog.だと「犬の肉が好き」って意味ですが、I like dogs.だと「犬が好き」という意味になります。 Please 〇〇よりも、Could you 〇〇?「〇〇してもらえますか?」 とか、I'd like to 〇〇「〇〇したいのですが」 のような丁寧な言い方になります。 「Suica/ICOCAにチャージする」は使わな英語。"charge" は「(料金を)請求する」って意味だから真逆の意味。英語では "add" とか "top up" になります。 断るときに "No, thank you"はもちろん通じるんですが、"I'm good" はもっとカジュアルで「いや、大丈夫です」と同じ感じです。例えばお店でオーダーするとき、友達に言うときに使います。 「ファイト!」は英語だとそのまま「戦え」って意味。「ファイトーー!一発!」のCMには超ビックリしました。英語で応援したい時はYou can do it!(頑張って)、Keep going!(その調子)などを使います。 ◇ ◇ SNSユーザー達から「うわー、知らなかったよー。何度か多分使ってるはずだ。Good luck!って言われる事おおいなって最近はこればっかりだったわ」「『よく聞くコレは使って大丈夫だよ』って凄い安心感 馴染みのある言葉が肯定されると凄く安心します!」「日本人wish使いがちな印象ある。hopeやprayのほうがいいね」など数々の驚きの声、感謝の声が寄せられた今回の投稿。DAIGOではないが、頭にwishが浮かんだ時はくれぐれも気をつけたいものだ。 なおタイラーさんが勤める英会話スクールAitemは「最短最速で話せるようになる2~6時間の長時間レッスン」「超超初心者でも参加できる、絶対的安心感」「コミュ力思考力も高める即興ディスカッション/ディベート」をモットーに、いかに短期間で英語話せるようになることにこだわった指導をおこなっているということ。具体的なカリキュラム等、オンラインの無料個別ガイダンスで案内を受けられるそうなので、ご興味ある方はチェックしていただきたい。 (まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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