絶対にうまいカップ麺……マニアが厳選!春に食べたい「どん兵衛」ベスト3【1位は箱買いレベルの最強カレーうどん】
インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを36年間、365日食べ続け、今までに計25000食を味わってきたマニアであり、最近では「中の人」としてもカップ麺や袋麺を監修する日々を過ごしております。そんなマニア目線で、インスタント麺の最新情報をお届けするこの企画。 【画像】インスタント麺マニアが厳選!「絶対にうまい」最新どん兵衛を詳しく、写真を見る(全19枚)
カップ麺丼型うどんそばカテゴリーで売上NO.1
今回はどん兵衛を取り上げます。1976年に誕生、業界初のどんぶり型容器を使ったどん兵衛も30種類を超え、カップ麺丼型うどんそばカテゴリーで売上NO.1のトップランナー。 近年では若者に狙いを定めた創作系うどんや、和風の壁を超えた進化系うどんなど様々なチャレンジを展開しています。その中でもこの春に食べたいどん兵衛を選んでみました。トレンド分析とともに解説いたします。
第3位「日清のどん兵衛 かき揚げ天ぷらうどん」(日清食品)
日清食品 「日清のどん兵衛 かき揚げ天ぷらうどん」 ¥236(税別)458kcal 通常のどん兵衛天ぷらうどんは地域別に味が分かれているんですが、このかき揚げ天ぷらうどんは全国販売一本。どん兵衛は全国展開のカップ麺として初めて味を分けた先駆者であるにもかかわらずこれをあえて全国版にしたのには秘密があるはず。 たっぷりの玉ねぎを使った厚みのある「鬼かき揚げ」とそれにチューニングを合わせた和風つゆがポイント。もちろん通常版の天ぷらとは別物です。うどん&つゆ&かき揚げの三位一体のこれでしか味わえないテイストにファンがついている模様。 かつおの旨みをメインとしたシンプルな和風だしに、時間の経過とともに鬼かき揚げから滲み出てくる旨みが見事なハーモニーを奏でてくれています。これでしか味わえないから隠れた人気か。
うどんは通常版と同じでどん兵衛のあのコシあるストレートうどんが楽しめます。2010年に開発された「三層太ストレート製法」から進化が止まらない麺質と厚みはまさにノーベル賞的発明。 通常版のかき揚げはエビとアオサの旨みですが、鬼かき揚げは滲み出る玉ねぎの旨みと甘さが中心ですから、それぞれにファンがいるのも納得です。こちらは野菜の旨みと醤油の芯を香りたい方にオススメします。「俺か、俺以外か。」的カップ麺。 ■「日清のどん兵衛 かき揚げ天ぷらうどん」の評価 【計20/25点】 麺・・・・・・・★★★★☆ 具・・・・・・・★★★★☆ スープ・・・・・★★★★☆ 作りやすさ・・・★★★★☆ コスパ・・・・・★★★★☆ 【総評】 ちなみにこの「あとのせ式」は1992年に日清が業界初としてリリース。それまでとは違う本格的な天ぷらが味わえるということでほぼ業界標準となりました。まだまだ進化しそうなかき揚げに注目です。