カズらレジェンドの“ガチ”に小学生「レベルが違いすぎて無理」号令かけた本田圭佑「そっちの方が意味がある」
本田圭佑が立ち上げた育成年代向けの4人制サッカー大会「4v4」の全国大会ファイナルが26日に行われた。10歳以下と12歳以下それぞれのチャンピオンを決定し、本田や三浦知良らを擁するレジェンドチームとスペシャルマッチで対戦。またレジェンドチーム同士の対戦も行われたことで、会場となったLaLa arena TOKYO-BAYに集まった超満員の観客は、大盛り上がりをみせていた。 【写真】「イケメン揃い」「遺伝子を感じる」長友佑都の妻・平愛梨さんが家族写真を公開 スペシャルマッチでは大人たちが“ガチ”でチャンピオンチームをぶちのめした。U10のチャンピオンチームであるGAMERとの対戦では、カズや本田がペナルティーエリア内からのゴールに与えられる3点ショットを決めて、15-0で圧勝。そしてU12のチャンピオンチームのバルサ奈良との対戦でも、カズや宇佐美貴史が得点して、14ー0で完勝した。対戦した小学生プレーヤーも「レベルが違いすぎて無理だった」と苦笑いを浮かべていた。 真剣勝負は本田の号令だったという。本田はその意図について、「僕が子供の時に勝利をアシストされても嬉しくなかった。逆の気持ちになって考えたら、本気で上を目指しているのであれば、今日負けたことをしっかりと体で感じて、覚えて、明日から練習に生かすはずなので、明らかにそっちの方が意味があると思います」と説明した。 競技だけでなく、試合を盛り上げるパフォーマーも小学生アーティストが担当。本田が大事にする「考える力」を子供たちにも求め、2年目となる今回は前年よりも随所にパワーアップした演出がみられた。本田は「もっと盛り上がるために、サッカーを見たことがない人に触れてほしい。将来、これがサッカーに繋がると信じている」と呼び掛けていた。