「週1回の飲み会」と「週1回の宅飲み」。「1年間」続けたら費用はどれだけ異なる? 居酒屋の出費を抑える方法も紹介!
新型コロナウイルスの脅威が少しずつ弱まり、自粛傾向にあった飲み会が再開されるようになりました。しかし、飲み会にかかる費用が家計を圧迫し、頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、週1回の飲み会と週1回の宅飲みを1年間続けたら費用はどのくらい異なるのかを解説します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
飲み会にかかる年間費用
Money Campusが20~50代の社会人男女1000人を対象に行ったアンケート調査によると、1回あたりの飲み代平均は4237円です。年間の飲み代平均は7万2029円で、1ヶ月あたりの飲み代平均は6002円となっています。 今回は週1回ペースで飲み会に参加することを想定しているため、年間費用は4237円×52週=22万324円です。年間に22万円以上の出費は痛いと感じる方が多いのではないでしょうか。
宅飲みにかかる費用
ビール酒造組合が20~69歳の男女1000人を対象に行ったアンケート調査によると、家庭における飲酒予算は1人につき月額6474円です。男性は7426円、女性は5525円と男女で約2000円の開きがありました。 今回は性別は問わずに考えていきましょう。週に1回宅飲みをする場合の年間費用は、6474円×12ヶ月=7万7688円です。週1回飲み会に行く場合と比較すると、週1回の宅飲みは3分の1程度の費用で済むことになります。宅飲みの節約効果は大きいといえるでしょう。
居酒屋の出費を抑える方法
宅飲みのほうが節約できると分かっていても、付き合いでどうしても参加しなくてはいけない、もしくは居酒屋の雰囲気が好きでやめられないという方もいるでしょう。居酒屋の出費を抑えるためには、居酒屋に行く頻度を落とすのが最も効果的です。 先ほど紹介したMoney Campusのアンケート調査によると、飲み会に参加する頻度は「年に3回以下」と回答した方が最多でした。 飲み会への参加頻度を年代別に見ると、20代が年間24回と最も多く、次いで30代の19回となっています。これらの結果から、週1回のペースで飲み会に参加するのは頻度が高い方であるといえるでしょう。 飲み会は月に1回程度にとどめ、残りは週1回ペースで宅飲みを楽しむと大幅な節約になります。自身が飲み会を開催する居酒屋を選べる場合は、できる限り安い店舗を選ぶのも効果的です。 例えば、全品300~400円程度の一律料金で提供している居酒屋を選ぶと、1回あたりの飲み代を抑えやすいでしょう。アプリやフリーペーパーのクーポンを使用するのもおすすめの方法です。居酒屋のクーポンは「10%オフ」や「500円オフ」など値下げ率が高いものが多いため、活用しない手はありません。 飲み代を節約するために、自身が幹事を引き受けてクレジットカード決済をする方法もあります。クレジットカードのポイントを獲得できるため、結果的に節約につながります。