ルイ・ヴィトンのモノグラムとダミエが、 パリオリンピックのメダルと聖火トーチのトランクに
メダル用、聖火トーチ用、合計4個のトランクは、アニエールの邸宅に隣接するアトリエで制作された。 収納するメダルやトーチの実物大模型を使い、ライニングや内装に使う素材のわずかな厚みまでを計算し、精密に設計されたポプラ材の枠組み。ひとつひとつパーツを裏打ちし、革を貼り、角を補強するロジンや金具を打ち付ける。いずれの工程も、まさにメゾン特有のサヴォアフェール。メダルを固定して美しく展示するためのディスプレイ部分には、ことに細心の注意が払われ、工夫が凝らされたという。 「パリ2024のシンボルである聖火トーチと、アスリートの最大の夢であるメダルを保護するためには、卓越した職人のサヴォワフェールが必要でした。ルイ・ヴィトンは、170年にわたるマル・クリエのコンセプトで培ってきたノウハウを投入しました」とLVMHイメージ&環境部門責任者のアントワーヌ・アルノーは語った。 問い合わせ先: ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854(フリーダイヤル)
text: madame FIGARO japon