四季報で必ずチェックしたい「巻頭ページ」で気づくこと
専業投資家インフルエンサー、DAIBOUCHOUさんが足元の注目銘柄についてお話しします
2006年に資産10億円を達成した専業投資家インフルエンサーのDAIBOUCHOUさん。バリュー株・連続増配株・成長株をはじめ、さまざまなジャンルの有望銘柄や、それを発見するための情報収集術、過去の売買エピソードなどを語り尽くします。今回は、発売が来週17日(月)に迫った「会社四季報 夏号」について。DAIBOUCHOUさんは個別銘柄ページだけでなく、チェックしておきたいページがあると言います。夏号ならではの注目点と合わせて、四季報の使い方を披露します。会社四季報の「2024年3集夏号」が来週17日(月)に発売されます。今回は春号のおさらいとともに、夏号の注目ポイントについて考えてみたいと思います。 まず会社四季報を読むとき、皆さんはどのページから見ていきますか? 「当然、個別銘柄からでしょ」という方が多いのではないかと思います。会社四季報は投資で利益を上げるために読むものですから、自分が持っている銘柄のページ、あるいは投資してみようと注目している銘柄のページから見るのは至極当然です。 中には有望銘柄を発掘するために、発売された四季報をすぐに入手して、最初に掲載されている証券コード1301の極洋から、9997のベルーナまで、一心不乱に目を通すという方もいらっしゃいます。 どのような使い方をするかは人それぞれなので、どれが正しくて、どれが正しくない、ということはありません。自分の使いやすいように使えばいいと思います。 ただ、役に立つのに、多くの四季報読者が見落としがちなページがあるので、まずは前回発売された春号をベースに、そのおさらいをしてみましょう。
本文:2,470文字
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DAIBOUCHOU