「金融所得課税の強化」に投資家として物申したいこと
専業投資家インフルエンサー、DAIBOUCHOUさんが足元の注目銘柄についてお話しします
2006年に資産10億円を達成した専業投資家インフルエンサーのDAIBOUCHOUさん。バリュー株・連続増配株・成長株をはじめ、さまざまなジャンルの有望銘柄や、それを発見するための情報収集術、過去の売買エピソードなどを語り尽くします。今回は、金融所得課税の強化に関する見解や、スキーリゾートのインバウンド需要などで注目の銘柄を語ります。衆議院選挙が終わり、いよいよ政局が動き出しそうです。日経平均株価は11営業日連続の陰線から脱し、選挙後は691円高。何となくアク抜け感もありますが、まだ予断を許さないといったところでしょうか。 ただ、与党の議席数が過半数を割り込んだことから、石破首相の政策運営にはやや陰りが見えてきそうです。組閣の際の明らかな安倍派外しだけでなく、“裏金”議員の非公認による自民党議員の大量落選に対する責任問題などもあり、足元は相当ぐらついているように見えます。 そうなると、総裁選時に噂された金融所得課税の強化は難しそうに思えますが、案外こちらは実現する可能性が高そうです。なぜなら、今回の衆院選挙で議席を大きく伸ばした野党第一党の立憲民主党が、この施策に積極的な姿勢をアピールしているからです。 ここは投資家として、金融所得課税の強化について、一言申し上げておきたいと思います。
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DAIBOUCHOU