「背番号22番ならマウンドに立つ」ドジャース胴上げ投手の決断を後押しした“レジェンド”の存在。ビューラーがWS第5戦でリリーフ登板した際の心境を振り返る
MLBロサンゼルス・ドジャースから今オフFAとなっている先発右腕ウォーカー・ビューラーがワールドシリーズ(WS)第5戦、9回裏7対6の場面にサプライズ登板し、チームを世界一に導いた場面を振り返った。 【動画】ビューラーが締めた!ワールドシリーズ第5戦9回裏をノーカットで! ドジャース専門メディア『Dodger blue』が現地12月1日に配信した記事によると、ビューラーはチームメイトのムーキー・ベッツのポッドキャスト番組『On Base With Mookie Betts』に出演し、WS第5戦で登板を決断した際の心境を以下のように語った。 「僕にとって、まず正直なところ、背番号22番(のクレイトン・カーショウ)ならどうするかを考えた。そして、22番ならマウンドに立つだろう(と思った)。彼は怪我をしていたし、自分がやらなきゃって思ったんだ」 ドジャース一筋のカーショウは2016年のナ・リーグ地区シリーズでワシントン・ナショナルズとの第5戦の9回にリリーフ登板し、ポストシーズン初セーブを達成した過去がある。今回のポストシーズンは怪我で出場できていなかった。 地区シリーズ第3戦に先発登板した際には5回6失点で敗戦投手となってしまったビューラー。その後は持ち直し、ニューヨーク・メッツとの優勝決定シリーズ第3戦では4回無失点、WS第3戦では5回無失点で勝利投手となっていた。そのような好調さがリリーフ登板の判断に関係していることは間違いないだろうが、ドジャースレジェンドの存在がその決断を後押ししていたのだった。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 巨額契約でスネルをドジャースに奪われたジャイアンツ。後釜に21年サイ・ヤング賞右腕に矛先も、ド軍との熾烈な争奪戦を米記者が示唆「目には目をだ」
- 大谷翔平の「50-50」、流行語年間大賞に選出されず疑問の声「トリプルスリーは選ばれたのに...」「あれだけ毎日のように放送してたのに?」
- 「2球団に絞られた」大注目のソト争奪戦に新展開! 米メディアが契約合意の“Xデー”を予想「決断をそれほど長く待つ必要はないかもしれない」
- 「スネルはア・リーグ東地区の有力球団ではなく、ドジャースを選んだ」米記者が争奪戦の裏側を証言「ドジャー・スタジアムで投げたくない投手はいない」
- 「将来のドジャーススターだ!」村上宗隆が2026年のMLB挑戦を改めて明言。多くの米ファンがLAD行きを予想「侍ジャパンを作り上げるだろう」