三笠宮妃百合子さま容体悪化 孫・彬子さまが英国から帰国、病院に
三笠宮妃百合子さま(101)の容体が悪化したことを受け、孫の彬子さまが9日午前7時半ごろ、訪問先の英国での予定を切り上げて羽田空港に帰国された。彬子さまは午前8時前、百合子さまが入院する聖路加国際病院(東京都中央区)を訪ねた。 【写真特集】100歳になられた三笠宮妃百合子さま 彬子さまは英国とフランスを非公式訪問するため、7日に出発したばかりだった。羽田空港で彬子さまは出迎えの宮内庁職員と硬い表情のままわずかに言葉を交わし、足早に空港を後にした。当初は赤坂御用地(港区)の宮邸に戻る予定だったが、そのまま病院に向かった。 また、高円宮妃久子さまは9~11日に予定していた奈良県と京都府への訪問を取りやめた。百合子さまの様子を心配して判断したという。 宮内庁によると、3月から病院で療養生活を続ける百合子さまは、今月7日の検査で心臓や腎臓など全身の機能が低下していることが判明した。【高島博之、山田奈緒】