30代、共働き夫婦の効率重視の「家事シェア」事情。時短家電に頼り、買い出しはパターン化
3:料理は当番制で無理なく続ける
料理は、夫と当番制にしています。さらに料理する回数は毎日ではなく、それぞれ週2回ですむよう、工夫しています。 たとえば、夕食当番は2日分をまとめてつくるようにします。カレーをつくるなら、2人分×2日分で、合計4皿分をまとめてつくります。次の日は、前日つくったカレーを温めるだけで夕食が食べられます。仕事帰りのクタクタの状態でもサッと夕食の準備ができて、なにより時短になります。 また、ときにはおかずの宅配サービスも頼っています。冷凍で届くので、電子レンジで温めるだけですぐに食べられます。冷凍しておいたご飯とつくりおきのみそ汁も並べれば、手間をかけずに豪華な夕食が完成です。 「自炊したいけれど、時間がない!」と悩んでいましたが、便利な宅配サービスも利用することで、無理なく料理を続けられています。
4:買い出しはパターンで固定する
食材や日用品の買い出しは、こんな感じで決めています。 ・食材/週に一度 ・日用品/都度ネット スーパーの買い出しは、週末に一度だけと決めています。なので、あらかじめ一週間分の献立を立て、買いたい食材をスマホにメモします。このとき、夫と相談して一週間分の夕食当番も決めてしまいます。買い出しが一度ですむので、平日の仕事帰りにスーパーへ行く必要がなく、手ぶらで直帰できるのがありがたいところ。 また、日用品は、買いたいものがある程度たまってきたら、ネットで買うようにしています。とくに液体洗剤などの重いものは、ネットを利用すると便利です。 買い出しのタイミングはあくまで目安で、必要に応じて回数が増えることも。ルールを決めつつも、縛られすぎてストレスにならないように工夫しています。
5:夫へ感謝の気持ちを伝える
夕食当番以外は、役割を決めていません。在宅や休日などで家にいるほうが、率先して家事をこなし、支え合えています。そして、互いに「ありがとう」と言葉で伝えます。 しかも、ただの「ありがとう」ではなく、“より具体的に”です。「食器を洗ってくれて、ありがとう」「洗濯物をたたんでくれて、ありがとう」と。 そうすることで、「やってよかった」と思えるし、次も率先して家事をやろう! という前向きな気持ちになります。わが家では「ありがとう」という言葉が、よく行き交います。 共働き夫婦でも協力していったら、仕事も家事も楽しめるようになり、ますます夫婦仲が深まりました。
村上はな