日本の投信「パッシブ化」が加速、低コストで優位に-オルカン効果も
日本の個人投資家が海外株式に投資する場合、国内株に比べて「それほど個別銘柄にこだわりを持っていない」ことも、市場動向に追随するパッシブ運用が選好される要因だと野村総研の金子氏はみている。
政府は「資産所得倍増プラン」でNISAの総口座数を27年までの5年間で3400万口座に倍増させるなどの目標を掲げる。金子氏はパッシブには相応に逃げ足の速い資金も含まれ、想定通りにならない可能性があると断りながらも、倍増プランの最終年ごろにはパッシブ比率が5割程度まで拡大しても驚かないと述べた。
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Satoshi Shizume