佐々木朗希に関心のヤンキース スカウト陣の動きに米メディアが注目「シーズン後半に訪問する予定」
ロッテの佐々木朗希は先月13日より右腕のコンディション不良のため、登録抹消となっている。だが米国内では現在も、佐々木獲得を目指すメジャー球団が調査を続けていると伝えられている。 【動画】佐々木朗希が日本人最速タイに並んだ!驚愕の「165キロ」を計測した歴史的瞬間の映像 スポーツサイト『Sportskeeda』では現地時間7月8日(日本時間9日)、ヤンキースが「強い関心」を示していると報じた。その中では、「ヤンキースはプロスカウトのアレックス・サンダーランドにロウキ・ササキを評価させた」と綴っており、さらに「プロスカウトディレクターのマット・デイリーも、シーズン後半にササキを視察するために訪問する予定だ」などと、同球団のスカウト陣の動きを伝えている。 さらに、「ササキは最近右腕を負傷したにもかかわらず、話題になっている。多くのMLB球団は、獲得合戦に備えて必死に準備を進めている」と明かしており、佐々木への関心の高さを強調。 加えて、トピック内では、『Washington Post』のチェルシー・ジョーンズ記者による、佐々木の米球界移籍についての見解を伝えている。「彼はとても熱望しており、MLBの球団も彼が提供できるものを熱望しているため、日本プロ野球のどの選手よりも早くアメリカへ旅立つことはほぼ間違いなさそうだ」とジョーンズ記者が述べたとしており、それにより、米球界全体に佐々木の意向が広まっているという。 他にも、同球団が現ドジャースの山本由伸獲得に動いていた昨オフまでの動きを振り返りながら、「ヤンキースはヤマモトの獲得を目指すもドジャースとの3億2500万ドルの契約に奪われた。そこで、代わりにマーカス・ストローマンに目を向けた。同様に、ロウキ・ササキの契約にも競争が伴うようだ」として、日本人新戦力獲得に再び他球団と競り合うことは前提であると指摘。 また、同メディアは「ヤンキースにとって最大の脅威はドジャースかもしれない」と主張し、昨オフ、大谷翔平も獲得した経緯などを振り返り、「オオタニ、ヤマモトとの投手トリオの夢は、野球ファンなら無視できない」と論じている。さらに、パドレス、メッツもヤンキースの“対抗馬”に挙げており、佐々木の争奪戦が激化するものと予想している。 今回のトピックでは明確な移籍時期についての言及は無いものの、米球団からの関心が高まり続けていることは明らか。若き右腕の去就は、今後も日米両国内メディアを賑わせていくこととなりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]