マトリックス法によるテクニカル分析（2024/1/19）ビットコイン、見た目ほど弱くないかも：楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線（9MA・25MA） ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階（5→1：強→弱）で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は2.2。前回は4.2で「強気のサインがクリア」になったが「上昇一服を示唆するサインも微かに出始めて」いると指摘、その後、失速した。今回は強気のサインが一掃され、弱気のサインが出始めているが、まだ方向感は乏しい。上下どちらにも抜けそうな形だが、上は半値戻しの658万円、下は以前のレンジの下限578万円辺りが目途となるか。

パターン分析

横ばいレンジを上にブレーク、新たな上昇チャネルを形成したが、下抜け。三角持ち合いを今にもどちらかに抜けそうな形。上に抜けた場合の目途は半値戻しの658万円、下に抜けた場合は元のレンジの下限578万円あたりが目途となる。 評点：3

移動平均線

デッドクロス発生ほやほや。 評点：1

一目均衡表

3役好転解消。一目の雲の上限にサポートされるかが。 評点：2

ボリンジャーバンド

前回指摘したようにバンドウォークの一服。但し、まだスクィーズには至っておらず、上昇トレンドが解消したとまでは言い切れない。 評点：3

MACD

デッドクロス発生、両線とも下向き。 評点：1

RSI

40台で方向感なし。 評点：3

評点

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。 ※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測を行うものではありません。※発信された情報に将来の予想が含まれることがありますが、発信者個人の見解であり、またその正確性、信頼性を保証するものではありません。投資の最終判断は、ご自身で行っていただきますようお願いいたします。 ｜編集：coindesk JAPAN｜画像：Rakuten Wallet｜転載元：Rakuten Wallet