【男子ゴルフ】最優秀新人の平田憲聖 小木曽喬に買ってもらった赤いネクタイで登壇「やはり賞金王になれなかったのは悔しい」
国内男子ゴルフツアーの年間表彰式(アワード)が2日、東京都内のホテルであった。最優秀新人に選ばれた平田憲聖(エレコム)は、赤いネクタイで登壇し「自分が賞に選ばれるとは思っていなかったので…」と、びっくり。 前日は賞金王を逃して悔し涙を流したが、ツアー初出場時から起算して3年以内または出場30試合未満の選手が対象となる新人賞に自分が該当していることを知らなかった。また、報道各社の担当者が投票するゴルフ記者賞は、当日まで結果が明かされない。ネクタイを大阪府の自宅に忘れてきた平田は、仲のいい小木曽喬が買い物に出ることを知り、慌てて買ってきてもらったという。 今季は4勝してツアーの主役を張り続けた。「でも、やはり賞金王になれなかったのは悔しい。来年こそは」と決意。その前に、次週は米ツアーの最終予選会を受検する。5位以内なら、一気にレギュラーツアーに参戦できる。 各賞は、次の通り。 ▽最優秀選手賞(MVP)金谷拓実(初)▽最優秀新人(島田トロフィ) 平田憲聖(初)▽下部ツアー賞金王 山田大晟(初)▽平均パット 清水大成(初)▽バーディー率 清水大成(初)▽イーグル率 幡地隆寛(初)▽ドライビングディスタンス 河本力(3季連続3回目)▽フェアウエーキープ率 稲森佑貴(9季連続9回目)▽サンドセーブ率 平本世中(初) 注 トータルドライビングは、ドライビングディスタンスとフェアウエーキープ率をポイント化した順位。
中日スポーツ