串本の和菓子店「うすかわ饅頭儀平」がロケット菓子2号「ロケッ糖」販売
和菓子店「うすかわ饅頭(まんじゅう) 儀平」(串本町串本、TEL 0735-62-0075)が12月14日、「カイロスロケット」にちなんだ菓子「ロケッ糖」の販売を始めた。経営は串本儀平(同)。(和歌山経済新聞) 【写真】串本町の和菓子店「うすかわ饅頭儀平」本店 同店は2023年11月から、ロケット打ち上げの応援と成功祈願を込めて、ホワイトチョコレートでコーティングしたチョコレート味の焼きまんじゅう「ロケット饅頭(まんじゅう)『そらのかけはし』」(410円)の製造販売を始めた。「ロケッ糖」は「そらのかけはし」に続くロケット応援商品第2弾。宇宙をイメージした水色・紫色や星形の黄色の琥珀(こはく)糖を透明の筒に入れ、フタに円すい形の飾りをつけロケットに見立てた。 「カイロスロケット」は、日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」からの打ち上げを予定しているロケット。初号機は3月13日に打ち上げを行ったが、ロケットは爆発し失敗に終わった。2号機は12月14日の打ち上げを予定していたが、天候の都合で翌15日に延期。15日も上空の風が強く、打ち上げは18日に延期された。 過去4回、打ち上げ日に田原海水浴場(田原)の見学場で和菓子を出張販売している同店の丸山正雄製造部長は「当店にとって、ロケット菓子2号機のロケッ糖は勇気のいるネーミングだったが、ロケットの街だからこその名前と思い切った。皆さんからの反応もよい。ロケット饅頭と合わせ、記念や土産に買っていく人が多い」と話す。「普段は調理場にいるが、ロケットの菓子を作ったことをきっかけに現場で皆さんと一緒に打ち上げを見守っている。ここまできたら皆さんと一緒に打ち上げを見届けたい」とも。 価格は1,000円。
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