【中山金杯・人気馬なぜ負けた】急失速ホウオウビスケッツは9着 新コンビ・ドイルが挙げた3つの敗因
[GⅢ中山金杯=2025年1月5日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル(4歳上)] 昨年はGⅢ函館記念で初重賞制覇を飾ると、GⅠ天皇賞・秋でも3着に食い込んで飛躍の一年となったホウオウビスケッツ(牡5・奥村武)。今年初戦に選んだこの舞台ではメンバー断然の実績を持つこともあって、59・5キロを背負わされる形となり、単勝4・6倍で2番人気の評価となった。 大外枠から互角のスタートを切ると、先手を主張した1番人気・クリスマスパレードに続く2番手の外めを追走。1000メートル通過が58秒7というハイペースを人気2頭が演出する形となった。そのままレースは進み、4角入り口から鞍上の手が激しく動いて先頭に並びかけた。 しかし迎えた直線では昨年のような勢いは見られず、ジリジリとした伸びに…。残り100メートル地点では上位を争っていたものの、そこで力尽き一気に後退。最終的には9着でのゴールとなった。 主戦の岩田康が騎乗停止中ということもあって、新コンビを結成したドイルは「スタートは悪くなかったですし、いい位置で競馬はできました。流れが厳しかったですね。大外で59・5キロの斤量はやっぱり重かったですね」と敗因に展開、枠順、斤量と3つのポイントを挙げた。
東スポ競馬編集部