AGF「ブレンディ カフェラトリー」“ほんのり幸せ感”強化 スティックに全100種のメッセージ&イラスト
味の素AGFは「ブレンディ カフェラトリー」スティック(以下、カフェラトリ―)で展開している “ほんのり幸せ感”の価値提供が好評を博していることを受けて、この秋冬に向け強化していく。 その目玉の施策が、今回、「カフェラトリー」で初導入したオリジナルメッセージ&イラスト。“ほんのり幸せな気持ちを感じる瞬間”をテーマにスティック1本1本にあしらった。デザインは全100種類。 メッセージのテーマは“多様な人々のほんのり幸せ”。特に女性から好感のコメントを多数掲載し、ユーザーが思わず共感し自身と重ねることを意図して、日常の1コマを描いた。雑誌の挿絵のような柔らかな線画イラストもポイントという。
商品面では、若年層にも支持され昨年好評を博したスイーツシリーズを強化。 スイーツシリーズの新フレーバーは「濃厚ピスタチオホワイトショコララテ」「濃厚メルティショコララテ」の2品種。 これに、「濃厚ストロベリーホワイトショコララテ」のリニューアル品を加えた計3品種を9月2日に発売開始した。 「濃厚ストロベリーホワイトショコララテ」は昨秋の発売開始以降、好調に推移。販売ボリュームは定番アイテムの「濃厚ミルクカフェラテ」に迫る勢いになった。この勢いを加速させるべく、今回、中身とパッケージに磨きをかけた。 パッケージも工夫。 3品種とも外箱の裏面に「ミルクカフェラテ」など「カフェラトリー」人気の8品を掲載。気分に合わせて選べるのを差別化ポイントとし、カフェでメニューを選ぶようなワクワク感を演出している。
伊藤英郎コンシューマービジネス部長は「3品種を合わせてデザートシリーズとして新たに登場させながら、さまざまなプロモーションをかけて生活者にアプローチしていく」と意欲をのぞかせる。 需要期の冬に向けては、昨年実施し好評だった消費者向けのイベントも企画している。 スイーツシリーズは昨年、期間限定シリーズとして発売。フレーバーの新規性や、スイーツの特別感から若年層を中心に支持を得た。 「特に、20代から30代の若年層に好評だった。『ブレンディ カフェラトリー』スティックのユーザーは女性が大半だが、『スイーツシリーズ』は若年層の男性にもご支持いただいた」と宇田和紗ファンマーケティング推進部ブランドコミュニケーショングループ兼ニューマネジメントスタイル推進班主任は振り返る。
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