【2024 スーパーフォーミュラ第5戦】熾烈な同門対決を制した牧野任祐が今季2勝目を挙げランキング2位に浮上!
山下健太が7年ぶり2度目のポールポジション獲得!
土曜日の予選は天気に恵まれるも、気温35度、路面温度46度と高温の中行われた。予選Q1Aグループには前戦優勝でランキング2位の坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、午前のフリー走行で首位の山下健太(KONDO RACING)、ランキング4位の岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が出走した。 そんなAグループでトップタイムを叩き出したのは前戦トラブルで出走できなかった太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。鬱憤を晴らすような走りを見せ、トップでQ2進出を決めた。 好調山下は2位、以下、大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、坪井、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)がQ2進出。 そんな中、岩佐は国本のタイムに0.002秒及ばず7番手。グループの中では1番最初にアタックした岩佐だったが、後続にタイムを更新され痛恨のQ1敗退となってしまった。 Q1Bグループにはポイントリーダーの野尻智紀(TEAM MUGEN)やデビューレースとなるデ・フリースらが出走。 Bグループのトップは牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。Aグループの太田に続き、ダンディライアン勢が共にQ1をトップでQ2に進出を決めている。2位には野尻、以下、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)、山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)、阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、小高一斗(KONDO RACING)がQ2進出。 デ・フリースはターン1のブレーキングでタイヤをロックするなどのミスもあり9番手でノックアウト。予選後にはブレーキに関してまだ掴めていない趣旨の発言があり、決勝ではまとめ上げれるかが鍵となる。 ポールポジションが決まるQ2では残り3分を過ぎたあたりで各車アタックに入った。トップタイムが次々と更新される中、大湯が1分32秒091でトップタイムを叩き出しポールポジション獲得かに思われた。 しかし、後方から山下が1分31秒995で大湯のタイムを更新。デビューイヤーに獲得して以来、実に7年ぶりとなるポールポジション獲得となった。2番手は太田が食い込み、大湯は最終的に3番手となった。 ■2024年 スーパーフォーミュラ 第5戦 予選結果(Q2) 1 山下健太 KONDO RACING 1’31.995 2 太田格之進 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1’32.074 3 大湯都史樹 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING 1’32.091 4 野尻智紀 TEAM MUGEN 1’32.151 5 牧野任祐 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1’32.173 6 山本尚貴 PONOS NAKAJIMA RACING 1’32.238 7 小高一斗 KONDO RACING 1’32.248 8 坪井翔 VANTELIN TEAM TOM’S 1’32.278 9 佐藤蓮 PONOS NAKAJIMA RACING 1’32.307 10 福住仁嶺 Kids com Team KCMG 1’32.379 11 阪口晴南 VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING 1’32.416 12 国本雄資 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 1’32.517