マラソン五輪代表に内定 中村選手が会見(全文1)最後まで自信を持って走れた
勝負を仕掛けたところの心境は?
産経新聞:産経新聞の【宝田 00:03:28】です。おめでとうございます。最後、勝負仕掛けたところの心境というか判断と、あと勝利を確信したところを教えてください。 中村:勝負所ですけれども、40キロ付近で仕掛けるのがベストなのかなと。特にどこでいくっていうのは決めてなかったんですけれども、非常に余裕を持って走れていたので、この坂を利用して前に出れば抜け出すことができるのではないかなと思って仕掛けました。結果として最後の最後まで3人での勝負ということになって、非常に緊張する場面もあったんですけれども、最後まで自信を持って走れたっていうところが大きかったのかなというふうに思います。 司会:ありがとうございます。では中央の女性の方、媒体名とお名前と共にご質問お願いします。
今日のレースの具体的な戦略を教えて
NHK:NHKの【クニタケ 00:04:28】と申します。おめでとうございます。中村選手にお伺いしたいんですけれども、あらためて先ほど、暑さに自分は強いとおっしゃっていましたが、今日のレースの中で自分の中で具体的な戦略、暑さ、上り坂、どこでスパートをかけるのか、前に設楽選手もいたわけですけれども、どのぐらいのペースでいこうと思ったのか、具体的な戦略教えてください。 中村:まず気候条件に関してですけれども、ここ数日の予報を見ていたらそこまで気温が上がらないのかなという予報になっていたので、暑さに強いっていう部分は強みでもあるんですけれども、まずはしっかり42キロの中でトータルとしてしっかり走り切るっていうことをしっかり考えてやりました。7月とか8月、夏の暑い中、東京で何回か練習を入れたこともありましたけれども、今日のコンディションではそこまで暑さというのも感じることなく、途中最初から設楽悠太さんが逃げる形でレースが進み、途中2分以上も開く場面もありましたが、焦ることなく、集団の中でわりあいしっかり走って、自分のスパートのタイミングを見極めてうまく走れたのではないかなというふうに思っています。 司会:ありがとうございます。よろしいでしょうか。続いてのご質問ある方いらっしゃいましたら挙手をお願いいたします。はい、では、ごめんなさい、いったん真ん中、中央の男性の方からお願いいたします。