マラソン五輪代表に内定 中村選手が会見(全文1)最後まで自信を持って走れた
大迫選手が並んだときの心境は
時事通信:時事通信の【アオキ 00:06:08】と申します。中村選手、おめでとうございます。最後の1キロ切ってから、大迫選手がもう一度中村選手に並んだと思うんですけれども、あのときの心境と、そこでも自信があったのか、もう1回スパート仕掛けましたけれども、そのときのことを教えてください。 中村:ラスト1キロで大迫選手に追い付かれたときは、正直焦りもあったんですけれども、そうしたときに、最後800メートルぐらいですかね。1キロ切ってから最後上りが少しあるので、そこが間違いなくポイントになるのではないかっていうふうに考えていました。うまく余力を残しながら最後もう1回そこで仕掛けることができたので、予定どおりのレースができたのかなっていうふうに思います。 司会:ありがとうございます。では先ほど挙手をいただいておりました女性の方にマイクお願いいたします。
どんな練習が力になったのか
記者1:中村さん、おめでとうございます。ライターの【ワタナベ 00:07:06】です。先ほどは緊張する場面もあったけど、自信を持って走れたとおっしゃっていましたが、どういう理由で自信がそこで出てきたのか、例えばどんな練習が力になったかっていうのがあったら教えてください。 中村:このMGCに向けて約3カ月ぐらい練習してきた中で、決して全てが順調だったっていうわけではなかったのですけれども、まずは昨年ベルリンマラソンに出場したときに非常に合宿と練習のパターンを同じような流れで組めるっていうことは1つ強みだったのかなっていうふうに思います。そこで最後8月、アメリカのパークシティーで非常に状態が上がってきた中で、国内に帰国してからもいい調整ができていたの、体調自体は上がってきていると思っていたのであとはしっかり勝負所を見極めて走るだけだなというふうに思っていました。 司会:ありがとうございます。続いてご質問ある方いらっしゃいましたら。ではまた中央の、前方の方からいきましょうか。