和島大海が得意の左の蹴りで1RKO勝ち。「和島大海、まだまだこれから。もう1回ベルトを獲るために頑張る」【K-1】
前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で再起戦に臨み、キム・ジュンファ(韓国/安養サムサン)と対戦した。試合は1RでKO勝ちを収め復活を果たした。 和島は2021年12月の大阪大会で木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。ジョムトーン・ストライカージム、ジョーダン・ピケオーという強豪を相手にいずれもKOで2度の防衛を果たした。2022年に行われた「THE MATCH 2022」では第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアにKO勝ち。2020年9月から8連勝でうち7KO勝ちと盤石の強さを見せていたのだが、昨年12月のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)を相手にした3度目の防衛戦でまさかのKO負けを喫し、王座陥落。再起戦となった今年3月の「-70kg世界最強決定トーナメント」の1回戦でもダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)にKO負けを喫し2連敗となっていた。
1R、サウスポーの和島とオーソドックスの構えのジュンファ。和島は開始からアグレッシブに左ミドルを連打。ジュンファは右ローも和島はすぐに左ミドル。左ミドルを嫌ったかジュンファはスイッチを繰り返して前に出る。和島はそれでも左インロー、左ミドル。そして左三日月蹴りを打ち込むとジュンファが腹を押さえてダウン。立ち上がって前に出るジュンファだったが、和島がカウンターでヒザをボディーに打ち込むとジュンファは腹を押さえて悶絶ダウン。和島がKO勝ちで復活を果たした。 和島は試合後のマイクで「和島大海、復活しました! 今日は皆さんの応援もめちゃくちゃ聞こえましたし、いつも支えてくださっているチームの皆さん、スポンサーさんとか、僕がしんどい時に支えてくださってありがとうございます」と感謝の言葉。そして「今日は勝てたんですが、和島大海、まだまだこれからだと思っています。70kg、もう1回ベルトを獲るために頑張っていきます」とさらなる飛躍を誓った。