【MLB】オリオールズ勝利 カースタッドが逆転満塁弾 史上3チーム目となる「月間60本塁打」を達成
【レンジャーズ5-6オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ
日本時間6月30日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのレンジャーズ4連戦の3戦目を迎え、6対5で逆転勝利。5連敗のあとに4連勝となり、あすの最終戦を残して昨季王者との4連戦の勝ち越しも決めた。オリオールズ先発のケイド・ポビッチは5回5安打2失点で嬉しいメジャー初勝利(2敗)をマークし、6番手のクレイグ・キンブレルが19セーブ目。レンジャーズ先発のマイケル・ロレンゼンは一発に泣き、5回4安打5失点で4敗目(4勝)を喫した。 【動画】オリオールズのヘストン・カースタッドが2号逆転グランドスラムを放つ(MLB.comより) 初回にコリー・シーガーの15号ソロで先制されたオリオールズは、6月好調のアンソニー・サンタンデールが2回裏に22号ソロを放ち、1対1の同点に。5回表にデレック・ヒルの1号ソロで勝ち越されたが、5回裏にガナー・ヘンダーソンの二塁打から二死満塁とチャンスを広げ、ヘストン・カースタッドの2号グランドスラムで一気に逆転した。6回表にナサニエル・ロウの4号2ランで1点差に迫られたものの、7回裏にサンタンデールのタイムリー二塁打で貴重な追加点。8回表にアドリス・ガルシアの16号ソロで再び1点差になったが、6対5で逃げ切った。 オリオールズは今月に入って本塁打を量産しており、今日の2本塁打を加えて月間60本塁打に到達。これは2019年8月のヤンキース(74本塁打)、昨年6月のブレーブス(61本塁打)に次いで史上3チーム目の快挙である。サンタンデールが最多の13本、ヘンダーソンも8本放ち、ほかに5本塁打が4人、3本塁打が3人、2本塁打が4人、1本塁打が2人。どこからでも一発が飛び出し、相手投手にとって全く気の抜けない重量打線を形成している。