名字が同じで奨学金返済の督促状を誤送付 県教育委員会が確認を怠る 三重
三重県教育委員会は奨学金返済の督促状を誤って別の人に送付したと発表しました。 三重県は12月12日、高校生に貸し出している奨学金の返済について、滞納している人に送付する督促状を、誤って滞納していない人に送ったということです。 督促状が届いた人から指摘があり発覚しました。県の教育委員会によりますと、滞納している人と誤って送付した人が同じ名字で、名前の確認を怠ったことが原因としています。 督促状には住所や氏名、滞納額などが記載されていました。 これまでに発覚しているミスは1件で、既にこの督促状を回収したということです。 県教育委員会は「事務処理のプロセスの見直しや送付時に特に注意すべき点を話し合うなど、組織的に再発防止に取り組む」としています。 県教育委員会では去年10月にも、奨学金返済の滞納に関する催告状11通を誤って郵送するミスが発覚しています。