「なんとか打ちたいと」大谷翔平の10打席ぶりヒットが決勝打に メジャー200号はお預けも連敗4でストップ
◇MLB ドジャース4ー3タイガース(日本時間13日、コメリカ・パーク) ドジャースの大谷翔平選手は「1番・指名打者」でスタメン出場。9回に決勝タイムリーツーベースを放ち、勝利に貢献しました。 【画像】トリプルスリーを期待されるドジャース大谷翔平選手 メジャー通算200号に王手をかけている大谷選手は初回の第1打席、相手先発・スカバル投手の156キロのシンカーでサードゴロに打ち取られると、3点ビハインドの3回、第2打席も高めのスライダーをとらえきれずセンターフライに終わりました。 大谷選手はその後も、第3打席にレフトフライ。第4打席は2球で追い込まれファウルで粘りますが、フルカウントから外角のチェンジアップに空振り三振。11日の試合から9打席ノーヒットが続きます。 それでも同点の9回、クリス・テーラー選手、オースティン・バーンズ選手の連打で2アウト1、3塁とチャンスを作り大谷選手に第5打席がまわります。初球ボールの後の2球目、高めのシンカーをセンターにはじき返すと、打球はあと少しでホームランという大きな当たりになります。ボールはフェンス手前でワンバウンドすると、フェンスを越えスタンドへ。10打席ぶりのヒットが決勝のエンタイトルツーベースとなり、チームを勝利に導きました。 大谷選手は「ヒットで得点でいいんで、なんとか打ちたいなと思っていた。打った瞬間は抜けるかどうかわからなかったですけど、抜けてほしいなという気持ちで走っていました」と第5打席を振り返りました。 チームも連敗を4で止め「タフな試合が続いてましたし、なんとか(悪い流れを)切っていい流れを持ってくるというのが大事だと思うので、シリーズの初戦取れたのが大きいと思います」と、引き締まった表情で語りました。 大谷選手の決勝タイムリーにSNSでは「行ったかと思った」「他の球場なら入ってた」などのコメントが寄せられています。 大谷選手は今季ここまで打率.312、28本塁打、67打点、22盗塁を記録しています。