U18川崎がトップチームの練習に参加…篠山竜青「交流や連携が多いのもうちの特徴」
B1中地区の川崎ブレイブサンダースは9月25日、同クラブU18に所属する選手たちが、夏休み期間にトップチームの練習へ参加したことを発表した。 同クラブU18がトップチームの練習に参加する取り組みは、昨年の夏に続き2年連続2度目。未来あるU18の選手たちは、トップチームの選手やコーチ・スタッフからアドバイスを受けながら、個人スキルのワークアウト、ディフェンスフットワーク、対人練習、ゲーム形式のメニュー、ウェイトトレーニングに参加。 さらにトップチームの選手が行う練習前の準備、リカバリーやケアなど、自身の身体と向き合う取り組みに加え、応援してくれる人がサポートをしてくれる理由といった、プロバスケットボール選手としての心構えもレクチャーされたという。 今回の練習に参加したU18所属の安彦海音と、トップチームキャプテンの篠山竜青は以下のようにコメントをしている。 ▼安彦海音 「今年は去年よりも参加できる練習メニューが増えて、トップチームの選手たちとプレーをさせていただく機会が増えて改めてトップチームの強度の高さを実感しました。そのなかでも自分の武器であるスピードを活かしたプレーや得意としているボールマンディフェンスは練習のなかで自分自身手応えを感じることができ、もっともっと自分の特徴として磨いていきたいと思いました。一方で、当たり負けをしないフィジカルとシュート力は課題を感じたので改善できるように努力していきたいと思います。実際にローデスディベロップメントコーチから『プロセスでどれだけ良いプレーをしたとしても、フィニッシュが決まらなかったら意味がないよ』とアドバイスをもらい、自分に足りないものを強く認識することができました。この貴重な経験を糧にし、U18 川崎ブレイブサンダースとしての自分にとって最後の大会である「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024」で優勝したいです。そしていずれトップチームに入り、日本を代表するプレーヤーになりたいです」 ▼篠山竜青 「去年もこの時期にユースの選手たちが参加をしていて2年目になりましたが、去年も参加している選手たちは経験があったというのも大きいと思いますが、失敗を恐れず思い切って自分のプレーをアピールしようと頑張っていたのが印象的でした。まだチームを作っていく前のコンディションをあげる期間というのもあって、僕からも細かいことは気にせずに自分の持っているものを思い切って表現していった方がいいよとアドバイスはさせてもらいました。日頃からしっかりトレーニングをして身体をつくれているので、フィジカルコンタクトの際に僕らも特に気にせずできていたのは去年からの成長を感じました。またこういう機会があると思うので、次はユースの選手たちで率先して盛り上げて、雰囲気を作って、自分たちで引っ張ってやるぜ!というくらい元気をだしてやっていって欲しいなと思います。まだまだ遠慮があるかなと思うのでハツラツと思い切って!これから川崎ブレイブサンダースのユースチームを考えている小学生・中学生・高校生には、選択肢も増えて悩むことも多いと思いますが、純粋に自分が何をやりたいのか、そのために一番いいなと思う場所はどこかで決めることが良いと思います。どんな選択にもメリット・デメリットはあるので、大事なのは決めた道を正解にできるかどうかでそれは自分次第。その結果、川崎ブレイブサンダースのユースチームを選んでくれたらうれしいし、こうしてトップチームと交流や連携が多いのもうちの特徴だと思うので、若く可能性のある選手たちといっしょにプレーできることを楽しみにしています!」
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