「全力士の手本となって」 看板の自覚、横綱昇進も
新大関大の里が誕生した25日、日本相撲協会幹部らは大器のさらなる成長を願った。八角理事長(元横綱北勝海)は「相撲でも私生活においても、全力士の手本となってもらいたい」と看板力士の自覚を求めた。 馬力を生かした前に出る取り口は大きな魅力だ。横綱昇進への声も高まる。審判部の高田川部長(元関脇安芸乃島)は「これからも正々堂々どんどん前に出てほしい」と述べた。九重副部長(元大関千代大海)は「横綱に上がるだけでなく、長く務めるためにはどうするか稽古で考えることだ。まだ24歳と若いし、何でもできる」と豊かな将来性に太鼓判を押した。