ファン・ニステルローイ新監督、レスターでの初陣白星に喜び「今日はビールを飲んで…」
レスターを率いるルート・ファン・ニステルローイ新監督が、初陣となったウェストハム戦を振り返った。3日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。 【ハイライト動画】レスターvsウェストハム 現在48歳のファン・ニステルローイ監督は、現役時代にPSVやマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードなどでプレー。エールディヴィジ、プレミアリーグ、ラ・リーガでそれぞれ得点王に輝くなど、オランダを代表するストライカーとして名を馳せた。現役引退後はオランダ代表のアシスタントコーチやPSVの下部組織でコーチや監督、またトップチームの監督などを歴任した。 今年7月に同胞のエリック・テン・ハフ前監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドにコーチとして復帰を果たすと、テン・ハフ前監督が解任されて以降は暫定監督も務めていたものの、ルベン・アモリム新監督就任と同時にクラブを退任。そして先月29日に、成績不振により、スティーヴ・クーパー前監督を解任していたレスターに就任したことが発表された。 同30日には第13節ブレントフォード戦(●1-4)があったものの、就任したばかりのファン・ニステルローイ新監督はスタンド観戦となっていたことから、今月3日に行われたプレミアリーグ第14節のウェストハム戦がレスターでの初陣となった。 試合は2分にジェイミー・ヴァーディのゴールで先制すると、61分にはビラル・エル・カンヌスが、90分にはパトソン・ダカが追加点を挙げた。その後、90+3分にコーナーキックから失点したものの、このまま逃げ切り、3-1で勝利。レスターにとってはリーグ戦6試合ぶりの白星となった。 新天地での初陣で白星を手にしたファン・ニステルローイ監督は試合後、「私たちが置かれている状況を考えれば、結局のところ、結果と勝ち点3が極めて重要なことだ」と振り返りながら、次のように続けた。 「プレミアリーグのレベルのことはよくわかっているし、試合毎にすべてがうまく行かなければならないこともわかっている。守備、カウンター攻撃、ポールポゼッションなどはトレーニングで磨いていかなければならない。取り組むべきことはたくさんあるけど、勝ち点3を獲得できたことにはとても満足している」 「クラブで働き始めて3日目だけど、皆と知り合うのにとても忙しかった。忙しくて長い日々だったけど、全員がそれに関わって、皆手伝ってくれたし、それだけの価値があった。私はこの瞬間に集中していたから、今日はビールを少し飲んで、この3日間を振り返ろうと思う」
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