陸上・福部真子、「菊池病」の闘病告白「地獄の日々」 練習再開も「体重は3キロ減って自慢のお尻とハムも皆無」
パリ五輪・陸上女子100メートルハードル日本代表の福部真子選手が、2024年12月3日にインスタグラムを更新し、11月19日に「菊池病」(組織球性壊死性リンパ節炎)と診断されたことを公表した。 【画像】闘病で「自慢のお尻とハムも皆無」になった福部真子選手 ■高熱とリンパ痛に「いつまで続くん?死ぬんじゃけど?」 福部選手は「菊池病」について、「頸部リンパ節が腫れて熱が出る良性の病気」と説明し、症状が出てから練習再開ができた現在までについてつづった。 投稿によると、最初に症状が出たのは10月15日。触れたり枕が当たったりするだけで首に激痛が走ったという。かかりつけの呼吸器内科を受診し血液検査をするも異常はなく、痛み止めと抗生物質をもらったが、治らなかったという。 11月8日からは「地獄の日々開始」だったといい、「39度の発熱→解熱剤→39度の発熱→解熱剤」の繰り返しだったと明かす。なお、風邪の症状はなく、「ただただ高熱とリンパ痛」との症状だったとしている。3日後に病院で血液検査をしたところ、白血球の数値に問題があり、精密検査のため大きな病院へ行くことに。 その結果、「おそらく菊池病でしょう」と言われたという。福部選手は当時の心境について、 「いつ治るかも個人差があるし、特効薬はないのでとにかく落ち着くのを待つしかないと言われまじ絶望オブ絶望。笑」 「悪性の病気じゃないしいつかは治るって分かっとるけど え、これいつまで続くん?死ぬんじゃけど?だった笑」 と振り返った。
熱が下がり練習再開も...「関節痛と微熱でぐったり」
福部選手は当時の症状について、「1日に2回39.5以上出るし、今まで経験したことない激しい悪寒」が2週間以上も続いたと説明。「毛布×2 羽毛布団×1 腹と背中に貼るカイロ 湯たんぽ×2 暖房つけても全身痙攣するくらいのガタガタ震える寒さ。でも首から上はヒート笑」という状態だったという。 さらに、「高熱が続いたせいか手指や手首の神経痛のような、動かすと痛くて携帯すらいじれんみたいな痛み発症」「24時間中普通だったの多分トータル6時間くらい(生きた心地0)」とも明かし、こう振り返った。 「そもそもなんでワシやねん!!!!!! すぎて悔しくて怖くてもう毎晩と言っていいほど涙が出たわ!」 11月19日に正式に「菊池病」だと診断された。その後、悩みつつもステロイドを使い、4日目に36度にまで熱が下がったという。 2日後、平熱に安定したため練習も再開した。だが、「体重は3キロ減って自慢のお尻とハムも皆無」と明かす。練習では「5分jogしただけで膝が割れるような痛み。ちょっと強度上げた次の日は関節痛と微熱でぐったり」との変化も明かした。 福部選手は現在も治療中だといい、「発熱以外に耳鳴り、目眩、手指、手首の関節痛にまだまだ全開には程遠いけど失ったもんは取り返してみせる!」と前向きにつづった。