パナソニック、光学24倍/iA最大48倍ズームのビデオカメラ2モデル。USB-C充電やタッチ操作に対応
パナソニックは、デジタル4Kビデオカメラ「HC-VX3」、およびデジタルフルHDビデオカメラ「HC-V900」を、11月22日(金)より順次発売する。価格はいずれもオープン。各モデルの予想実売価格および発売日はそれぞれ以下の通り。 モニターにスマートフォンと同じ静電容量式タッチパネルを採用。指でスムーズに操作できる ・デジタル4Kビデオカメラ「HC-VX3」税込108,900円前後/11月22日(金) ・デジタルフルHDビデオカメラ「HC-V900」税込76,200円前後/12月13日(金) 両モデルとも1/2.5型センサーや手ブレ補正機能を搭載するなど、基本性能を充実させたとするデジタルビデオカメラ。4K対応モデルのHC-VX3はレザーブラック/パールホワイトの2色、フルHDモデルのHC-V900はビーズブラックの1色のラインナップとなる。 いずれも、センサーは1/2.5型の裏面照射型高感度MOSセンサーを採用。集光率に優れており、高倍率ズーム時や屋内の暗い場所でも明るく撮影することができるという。35mm換算でHC-VX3は広角25mm、HC-V900は広角28.9mmの画角が得られる。F値は1.8 - 4.0。 光学ズームは24倍まで対応し、超解像技術により画質の劣化をおさえたデジタルズーム「iAズーム」では最大48倍の高倍率フルHD撮影が可能。HC-VX3の4K撮影時は最大32倍のiAズームが可能だ。またレンズ駆動に、ズームレンズ×3とフォーカスレンズ×1つを独立して同時に駆動させる「4ドライブレンズシステム」を採用しており、これによって高画質・高倍率ズームとボディの小型化を両立させているとのこと。 手ブレ補正機能では、回転軸/左右/上下/縦回転/水平回転の5軸方向の手ブレを自動で補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正」や、レンズシステム内の手ブレ補正機構にボール軸受を採用することで駆動を滑らかにし、細かなブレにも追従する「ボールO.I.S.機構」を採用。加えて、手ブレ補正の強度を自動的に判別/制御する「手振れロック(自動)」を搭載する。 液晶モニターとして、約184万ドットの高精細な3.0型モニターを搭載。スマートフォンと同じ静電容量式タッチパネルを採用しており、指で軽くタッチするだけでスムーズに操作できるとのこと。また、USB Type-Cに対応しており、外出時や撮影の合間の移動時間などに、付属のケーブルを用いてPCやモバイルバッテリーから充電することができ、使いやすさが向上しているという。 そのほか、フォーカスレンズを細かく駆動する「微細駆動フォーカスユニット」導入によって速いフォーカススピードと高い追従性能・捕捉性能を実現したオートフォーカス機能や、コントラストに乏しいシーンや逆光シーンを自動調整する「インテリジェントコントラスト」、本体撮影時最大1/4倍速の映像が楽しめる「スーパースロー」機能などを搭載する。 HC-VX3のみの機能として「タイムスタンプ機能」を搭載しており、撮影日時を映像内に記録できる。さらに、イベントや教育現場などで外部マイクとミキサーを組み合わせて高音質入力ができる「ライン入力機能」も搭載し、多彩な用途で使用できるとアピールしている。
編集部:岡本雄